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人生は盆栽に似ているのかもしれませんね【セルフプロデュース】

投稿日:2020年8月25日 更新日:

先日、本の整理をしていた妻がこんな事を言ったんです
 
『本って「盛ろう」と思うと捨てられないけど
 私は「削ぐ」って決めて手放すことにしたの
 ある程度の年齢までは「盛る」ことで世界も広がったけど
 これからは「削いで」いくことで、自分の形を整えるの盆栽みたいにね。』
 
削ぐ?
自分の形を整える?
 
いやはや、やられました。
 
私は妻よりも一回りも年上ですけど、
いまだ「盛る」こと気が向いてしまいます
 
自分の形を整えることよりも
まだまだ成長することの方が十倍楽しく感じちゃいます
 
amazonなんか見ていると
自分の意志とは関係なく
指先が勝手に本をカートに入れていますもん
 
なのに、えっ?
なんで、そんな悟ったように
削ぐとか
整えるとか
言っちゃうんですか
 
すっかり先を越された気になって
自分の未熟さを思い知りました
 
やはり人生の最も重要な学びは
最も身近な存在が教えてくれるのかもしれませんね
 
はい、精進します

自分を育てることは盆栽を育てることに似ている

そんな、妻の言葉じゃないんですが
確かに「人生は盆栽に似ている」のかもしれませんね
 
というより
「自分を育てることは盆栽を育てることに似ている」
と言った方がいいかな
 
勝手に伸びていこうとする枝や幹を剪定し
理想の形になるよう針金を用いて屈曲させるという
本当にほんとうに地道な手間暇をかけ続けることで
 
はじめて人様に鑑賞してもらえる盆栽となるというところなんか
人としての修練と同じように思えます

「剪定」していくことで「自分」が完成していく

 
実は私の祖父は植木屋を生業としていて
福田元首相のお宅の庭なんかを預かっていたらしいので
たぶん腕も悪い方ではなかったんだと思うんですが
そのせいか私の育った家には盆栽が沢山あったんです
 
祖父は私が中学生の時に亡くなりましたので
あまり詳しい話は聞いていないのですが
それでも盆栽を育てる祖父から
いろいろと聞いた話を思い出します
 
たとえば、植木ばさみで盆栽の枝などをパチンっと切る
あれを「剪定(せんてい)」といいますが
 
「剪定」というのは、実は
単純に見た目を美しくするために樹の枝を切ることだけでなく
 
枝の風通しを良くしたり
養分を効率よくめぐらせ成長を促進し たり
病害虫の繁殖を予防したりする重要な目的もあるのです
 
と考えると、同じように人間も
時々「剪定」して無駄なところを削ぎ落とさないと
人として風通しが悪くなったり
心に栄養が廻らないなんてことになるんじゃないかなと思うわけです
 
気をつけていないと知らず知らずのうちに
とんでもないところに枝葉を茂らせてしまい
結果として成長が妨げられたり、病んだりするのは
樹木も人間も同じなのかもしれません
 
枝葉を広げることも重要かもしれませんが
どこかで自分の理想の形に向けて
「剪定」していくことで健全で明確な「自分」が完成していく
 
なるほど
盆栽だったんですか!

一歩離れて自分を見て「剪定」をおこなってみる

成りたい自分めざして自らの形を作っていくと
「盛る」ことに必死になって
いつしか理想的な形を覆い隠すような、形の悪い
風通しの良くない自分になってしまっているかもしれません
  
健全に自分を成長させ続けることと同時に
一歩離れて自分を見て「剪定」をおこなってみる
 
ハサミを入れたり、枝を曲げたり
 
人様に品評してもらえるような人間としての形を
毎日、地道に整えることも大切なんですね。
 
とまあ、そんなことを偉そうに書いている私はというと
自分の得意なことで身を立てたとはいえども
「私」という樹は、なかなか頑固
 
ハサミで剪定しようと思っても固くて切れないし
針金で曲げようとしても
なかなか思うようには曲がってはくれません・・・
 
人として理想の形に整うのはまだまだ時間がかかりそうです

「根っこ」を美しく磨く

盆栽の話でついでに、
そういえばこんな言葉も聞いたことがあります
 
『美しい樹は、根が美しい樹』
 
私は植木屋の知識も、盆栽のことも
ちゃんと学んだことがないので詳しくはありませんが
なんか心に響く言葉だなあと記憶に残っています
 
私流の解釈で話させて頂くなら
植物って目で見えている幹や枝葉、花なんかで
 
「いい樹だな」
「キレイだな」
「元気良さそうだな」
「大きいな」
「立派だな」って
 
私たちには分かるんだけど
本当に肝心なのは「根っこ」の部分
 
人間もきっと同じだなって
 
どんなに偉ぶって見せても「根っこ」の弱い人は弱い
 
どんなに着飾っていても「根っこ」が病んでいる人は
やっぱりそれが出てしまう
 
土の上に出ている、あなたの姿をいくら装っても
外からは見えない「根っこ」の部分をしっかりと育てないと
ダメなんだと思うんですよ
 
目に見えない「根っこ」を美しく磨いていかないと
本当の意味で美しい人には成れないと
 
あと、植物って、まず真っすぐ下へと根を下ろして
底などにぶつかったところで
次に横に根を張っていくらしいんですけど
植木鉢とかの底が浅いと、その植物の背丈も大きくならないということ
 
私たちも人として成長していくときに
しっかりと深く根を伸ばしていかないと
「底が浅い」人間になってしまうんじゃないかな
 
 
大きく枝を生やし、綺麗な花を咲かしている
もう大木として完成したように見える
成功者といわれる人ほど
 
実は、土の中では
繊細で細い根でより多くの土をつかみ
「根っこ」をさらに深く伸ばすことで
必死に成長しようとしているものなんですね
 
 
他者にも認められる「人」として成るためには
 
日々
目に見える部分は、理想の形を目指し
剪定など手間を怠らず
 
人からは見えないところの「根っこ」を美しく
しっかりと、さらに深くへと成長させ続けること
 
盆栽から
人としての生き方の極意を学んだ
そんな気になる出来事でした
 
まあ、それも妻のひと言から
はじまった考えでしたが
 
その妻といえば、そんなことを言ったのは
すっかり脇に置いて、古本屋さんに売った本の代金で
何を食べようかウキウキ
深いのか?浅いのか?
 
しかし、
人生の楽しみ方は会得しているようです

新しい読書の仕方

今回は妻が本を手放すという流れからの話でしたが
やはり自分を成長させたい私は書籍を通して自分を盛ってしまいますw
やはり昔から言い古されていることですが
自分を変えてくれるのは人との出会いか読書だと思います。
 
私が東京で通勤していたとき電車の中が読書の場所だったんですが
沖縄に移住して車通勤になると読書の時間が減ってしまいました
そこで出会ったのがオーディオブックというもの
実際に活字を読む時間が取れる方ならいいですが
読書には聞く読書というやり方もあります

私がつかっているオーディブックサイトなら月額750円で聞き放題です。
しかも1ヶ月無料でお試し期間がありますからノーリスクで自分に合うか試せます。
とにかく自己成長したかったら読書に勝る物なしですからまずはサイトへ

オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp では、
自己成長の必読書、沢山ありますからぜひ覗いてみてください。
私自身、もう何年も車の中ではオーディブックを流しながら運転しています。
確実に読書量が増えますし、もしかしたら活字で読んでいたときよりも
ペースが速くなったかもしれません。
活字が苦手というひとでも確実に自己成長を促せますね
自分を成長させてくれる読書を効率的に確実に
増やしてくれるオーディオブック、使わない手はありませんよ

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