あなたが成長するためにはインプットの量が必要です。
あなたがどんな仕事をしている、したいと思っているかは関係なく
インプットの量がその仕事のクオリティーを高めていくんです。
先日、一緒に仕事をしている若いクリエーターの子と
仕事の成長の話になりインプットの量の話をさせてもらった
自分の好きな領域のこと以外、
見聞きしてこなかったという彼に
とにかくインプットする量を増やすこと
できれば今まで知らなかった領域のインプットを
少しでも多く増やすことを勧めてきました。
私は大学に在学中、池袋の文芸座という名画座で
映写技師をしたり、芝居の手伝いをしたりというアルバイトを
させて頂きました。
そのおかげで、自分の財布を開くことなく
年間に400本近い映画を観ることができましたし、
多くの演劇、ライブを近くで見させて頂くことができたんですね。
今のビジネスをまだ始めて間もないという方や
これから始めようという方、
始めているが伸び悩んでいるという方は
勉強法として、まずこのインプットの量を
選り好みすることなく増やしてみることをお勧めします。
この話をしている私は広告業界、テレビ業界で30年
学生時代の夢を叶えディレクター、プロデューサーとして
けっこう自分の好きなようにテレビCMや番組を企画、制作させていただいています。
ビジネスのポジションとしては前の会社では取締役、現会社では執行役員というポジションをいただいています。
大学の講師、総務省のデジタル映像祭での講演など人前で語らせていただくこともたびたびあります。
そうした経験を通し分かったことをお伝えします。
初心者のインプットは質より量
世の中にはインプットの「質」を何より1番に勧める意見もありますが、
初心者にとっては、「質」自体を見極めること自体が難しいはずですね
とにかく良いモノもそうでないモノも
えり好みしないですべてかじってみるほうがいい
私の場合でいうと大学時代のその圧倒的な量の
具体的には年間400本以上の映画を観ることで
自分の嗜好がはっきりと分かるようになり
自分にとって大切なモノ、嫌いなこと、世の中とのズレ
そして映像の定石というようなものを
身体にたたき込ませることができました
特に創造性が求められる仕事の場合、
インプットの幅が、イコール、アイデアの幅となりますし、
それを怠ると、とたんに発想が枯れてきてしまいます
また簡単な問題であれば、
定石を知っているということで、思考する必要はなく、
一瞬で結論を導き出すこともできるようになるのです
私たちは、ビジネスの現場において
つねに自分や商品・サービスのプレゼン
つまりアウトプットをおこなっているわけですが
そのクオリティを上げるたった1つの方法も
とにかく様々なインプットを増やして
そこで得たものを駆使して
様々のアウトプットを繰り返していくという
経験でしか得られないのです
その第一歩はインプットし始めることなんです
成長に必要な情報量を増やしていく
つまり、自分の中にインプットされていないものは
アウトプットできない、ということなのです。
インプットされている情報が多くなれば
インプットされている情報を結びつけて
新しい内容を話すこともできるようになります。
これは、アイデアの発想法にも結びつく話で
そもそもアイデアの正体こそが
複数の既存の知識の組み合わせなのです
ソフトバンクの孫正義さんは、大学在学中に
有名な自動翻訳機のアイデアを思いつく際にも
様々な言葉を書いた沢山のカードから
無作為に3枚を取り出し、それを組み合わせることで
新しい発想を得ていたといわれています。
思考にしたって、考えられることというのは
過去の自分の経験やインプットした知識がベースとなったものからしか
基本的には出てきません。
イノベーションを起こすアイデアだって
結局はそれら過去の知識の組み合わせの繋がり。
つまり掛け算した結果生まれてくるものだと思うのです。
私たちはいま、インターネットによって
世界中の膨大な知識をクリック一つで
瞬間的に呼び出す事も可能となりましたが、
それにしたって自分の知識の中にない概念は
ワードとして検索窓に打ち込むことすらできないのです。
自分のアウトプット、つまりプレゼンの質を高めたいのであれば、
インプットである情報収集量をまずは増やすことです
圧倒的なインプットは必ず何らかのアウトプットに反映されます。
インプットの「質」を考えるのは
その後でかまいません。
初心者のうちから、
ひとつの事を深掘りしていくことは
学者になるのであれば別ですが、
次々にアイデアを創造し、プレゼンテーションしていく
ビジネスという現場においては優先事項ではないのです
収束させ、深掘りしていくのは、ある程度の実績と年齢を重ねてからで
いいのではないでしょうか。
若い方、初心者の方はとにかく拡散指向で
情報を収集するほうが良いと思います
当然、人の記憶力のは限界があり、
膨大なインプット全てをしっかりと覚えていることはできません
でも、何かきっかけがあれば必要なときに
ちゃんと思い出してくれるのが記憶というもの
まずは詰め込めるだけ詰め込んじゃえばいいのです
そしてどんどんアウトプットしていく
その繰り返しの経験が、あなたの実力となっていくのです
思考の素早さ「直感力」を磨く
こういう書き方をしてくると
必ず聞かれるのが、時間についての質問
いくらインプットをしたくても時間がない
やはりインプットする情報の取捨選択を行なわないと
時間ばっかり無駄にしちゃう、という意見です。
まあ、ぶっちゃけて言ってしまえば、
「そんなこと考えてる暇があったらインプットしなさい」
さらに言っちゃえば、
そういうことを言う人に限ってスピードが遅いんです
先にも書きましたが、インプットによって
定石を身につけると、ルーチンワークにおいては
必ずスピードがアップします
さらに創造的な仕事においても『直感力』が身につき
素早く解答を導けるようになるのです
将棋の羽生名人が著書『直感力』の中で次のようなことを言っています
直感力を鍛えるには
1.まずは「 論理的思考と経験を蓄積する」こと
論理的思考の蓄積が、思考スピードを速め、直感を導いてくれる
2.そして「多様な価値観をもつ」こと
考えや価値観の幅が狭いと、直感の判断根拠が乏しくなる
3.そして「無駄や余白をつくる」
まったく関係ないと思っていた多種多様な知識・経験が
ある時ピタっとつながり、直感が導き出される
4.得意な形に逃げない
新しいことなどしないでいたほうがラクだから、放っておくと
ついそのまま何もしないほうへと流れてしまう
意識的に、新しいことを試みていかないといけない
5.最後に、「インプット以上にアウトプットをする」
過去の知識や情報は、すべて素材だ
それらは、次の新しいものを想像する素材として
利用されるためにある
過去の素材であっても、適切に組み合わせれば
新しい料理をつくることができる。
しかし、情報をいくら分類、整理しても、どこが問題かを
しっかり捉えないと正しく分析できない
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには
「選ぶ」より「いかに捨てるか」
そして「出すか」のほうが重要なのである
アウトプットするためにインプットするのです
何かを成し遂げるには
人生は短く、時間は限りあるものです
人生を素晴らしいモノにするためには
家族や恋人との時間も、旅する時間も、趣味に没頭する時間も必要
その中で、いかに自分を成長させつづけるか
インプットとアウトプット、
そして、それらを繰り返すスピードを上げることこそが
自分を成長させる
自分という人間のクオリティーをあげていく唯一の方法だと思います
インプットは質より量を優先
羽生さんの『直感力』から
私は、インプット、アウトプットの重要性も読み取りましたが
それにも増して、自分を信じることの重要性を学びました
自分を信じるということは、「直感」を信じること
そして直感はスピードを生み
さらなるインプット、そしてアウトプットへと結びついていく
結果や効率化にばかり囚われてることなく
偏ることなく、狭くならず
自分という人間を大きく成長させるために
まず、新しい何かをインプットすることから
始めなければなりません
私がおすすめするインプットのひとつに
総合芸術としてのインディーズ映画があります
映像的なアプローチだけでなく音楽、ファッション
違う世代、違う地域のものの考え方、社会的な視点などなど
ただ楽しんで見ているだけでも得るものが多い。
しかも、誰もが見ているメジャーな作品ではないから
人とちがった視点や考え方の材料としては申し分ありません
インディーズ作品をまとめて見られるサイトがあって
最初の1ヶ月は無料で見られるので試して見てください。
隠れた名作を隠れたままにしない!DOKUSO映画館
インディーズといってもメジャーな俳優が出ている作品などもあり
昔の自主映画のような独りよがりの作品はなく
クオリティーも高いのでぜひ楽しんで見てほしい。
インプットを選んで時間を無駄にするより
とにかく量を取り込んでいく
インプットは質より量を優先しましょう
蓄積された膨大なインプットの中から
やがて必要なものの判別が自然にできるようになります
そこから、新しいあなたが始まります
【おすすめ】「売るってことはこういうことなんだ、わかる?」マーケティング本としては基礎編のこの本がいまなら無料でもらえます。
何故、ある人は簡単に成功して、【ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門】
P.180より
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保証は私のマーケティングおける重要な部分だ。
ダンはこれを”ガッツのあるマーケティング”と呼んでおり、
私は2つの点で彼が正しいことに気づいている。
1つ目はほとんどのビジネスオーナーは
自分が売るものを大胆に保証するだけの
ガッツはないということ、
2つ目はそれを行なうと
”とても儲かる”
ということだ。
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「もし返金が出て来たら、どうしよう・・・」
「保証をつけたら、
返金がたくさん出てくるんじゃないだろうか?」
「保証をつけたら、
悪用されるんじゃないだろうか?
保証をつけようと思ったとき、
誰もがこういう不安を感じます。
でも、不安というと、
初めて買うお客さんも不安を感じています。
たとえばあなたも、
初めてネットで商品を買おうと思ったとき、
不安になったことはありませんか?
本当に商品は届くのだろうか?
この会社は信頼できる会社だろうか?
本当にページでうたっている効果が出るのだろうか?
値段が高ければ高いほど、
なおさらですよね。
ネットで会社名を検索しても
そんなに参考になる情報が
たくさんあるわけではありませんよね。
お客さんが不安を感じれば、
商品を買う確率が下がってしまいますよね。
その時に保証があるかないかで
お客さんの感じる安心度が変わります。
例えば・・・
「この商品は〇〇円です。
ぜひお申し込みください」
というのと、
「この商品は〇〇円です。
そしてこの商品には返金保証期間があります。
この期間内にお問い合わせ頂ければ、
商品の料金は返金させて頂きます。
ぜひお申し込みください。」
どちらが申込みをしやすいでしょうか?
この保証をビジネスに取り入れて
業界でトップ1%の会社になった。
ビジネスが2倍に拡大した
という成果を出した人もいます。
でも、さっき話したように
「保証をつけると、
返金がたくさんくるんじゃないか」
と思うかもしれません。
ですが、保証を取り入れた人は
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確かに返金はあった。
でも、それを上回る売上が上がった。
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と言っています。
実際、これをつかった会社は
業界でトップ1%の会社になることができたそうです。
ダン・ケネディの著書
「ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」
では、こういった成功事例を集めた本があります。
小売店、税理士、飲食店、治療家、
歯科医、営業職、住宅ローン販売…などです。
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