起業準備をしている時
「さて、これから何をやろうかな」って考え始めてる人で
いろんな情報を集めたりすると思うんですけど
そんな時、けっこう勘違いしがちなところの話をしていきます。
あなたがいま起業や副業をはじめようと思ったら
何からはじめるでしょうか
起業経験のある人だったら分かってる琴だと思うけど
起業未経験の方で、ビジネス、商売を始めたいと考えると
なぜか決まって情報を集め始めるのが
●いま売れている商品についての情報
●自分がとれる資格の情報
ということで、あなたも初めての時に経験しませんでしたか
これ、気持ちはよく分かります
■稼げないビジネスマンが勘違いしていること
なにをやったら儲かるのか?は当然知りたい情報だし
できることなら自分もそれでみんなのように儲けたいと思うものだろうし
はじめは自分自身に自信がないから
せめて資格をとればお金をいただけるようになるかもと
こういう資格を勉強したら私もできるようになるんじゃないかなと
そうした情報を集め始めるんですよね。
そういう風にやってる方がいるんですが
残念ながらこれは間違いです。
駄目なんですよ。
多くの人がこういう情報集めをやってるんですけど
これをやっていても
うまくいかないっていうところがあるですね
たいがい上手くビジネスが立ち上がらないんです。
立ち上がったとしても大きく儲けることができずに苦労する
そこには考え方の間違いががあるからなんですね。
ビジネスとは何か?っていうのを間違えてるんですよ
多くの人が間違えやすい考え方
「売れる商品を持つことがビジネスを成功させる」
これ間違いですね
というか売れる商品を売ることはビジネスとしては○なんですけど
これからビジネスを始めるひとが
まず知るべきビジネスとは何か?という問いの答えとしては
けっこうやばい間違いです。
ビジネスとは売れる商品を持つことではないんですよ
だから起業を成功させたいと考えて
そういう情報収集するのはちょっと待ってほしいんです。
ビジネスとは売れる商品を持つことではない
では、ビジネスとは何かということなんだけど
ビジネスっていうのは
お客様の問題解決をするものなんです
■ビジネスはお客様の問題解決
例えば
Aさんが悩んでて
それを私の持っている商品で問題解決できますと
その悩みを解決するためにこれだけ料金がかかります
お金はいくらかかりますとなるから
お客様はお金を払うわけですよね
その問題を解決したいわけですから
なので、
取った資格がすごいとか
この商品がすごいとか
Aさんにとってみたら
そんな一切関係ないですよ
もちろん
取った資格を必要とする人がたくさんいた
選んだ商品を求めている人がたくさんいた
となれば、ビジネスとしてスタートできるんですが
人気の資格を取ったところで、そういうサービスは
世の中にいっぱいあって新人の実績のないあなたが
参入して行くには苦労がたくさんありそうだ
ということは想像できるでしょ
じゃあ、起業や副業を始める前に
本当はどんな情報収集っていうのをすべきなのでしょうか
さっきも言ったけど
ビジネスというものは「お客様の問題解決だ」っていうことが
腑に落ちている人は収集する情報が違うんです
集めるものが違う
商品とか稼げるネタとかそういうのではなくて
結論がいうと
集めるのは「お客様の悩み」なんですね
お客様が一体どういう風なことに悩んでいて
一体どういう風なことにつまずいていて
解決されていない悩みはいったい何で
最大の悩みは何だろう
と、そういう情報を集めていくんです。
だからね
情報収集に関して考える矢印の方向が違ってたんです
売れる商品ってなんだろう?って情報を求めていた人は
稼ぎたいとか自分にしか目が行ってないんですね
もちろんビジネスですか稼ぎたいっていうのは間違ってないんですが
これから起業していきたいのだったら
ビジネスの基本のところ
ビジネスがをすることを
しっかりと腑に落としてほしい
お客様の問題解決なんて
そんなこと今の自分にはできないですって人もいるかもしれないんだけど
お客様の悩みの情報を集めて
その悩みを解決するための資格を取りに行くというは基本間違っていません。
それもそうなんですが、そのお客さんが悩んでいることを
わずかでも解決できるんであればお金がもらえるわけです
だから
お客さんの悩みをまず把握して
それを解決する策を持ってくればいいだけなんで
集めたお客様の悩み情報の中で
自分でも解決できそうなものをビジネスの土台に考え始めたらいいと思うんです。
商品があってビジネスを始めるのではなくて
お客様の悩みが先にあって、そのための商品を用意するということ
しかもお客様の悩みっていうのは一生尽きることがないんですよ
■売れる人と売れない人 つかう言葉の主語が違う
私は今と一人起業家の方の
起業支援みたいなところをやってるんですけど
やはり一番最初は自分がどういうジャンルで
稼げばいいか分からないとおっしゃりますよね
色々考えてやってみるんですけど
自分がはじめやすいから、自分が儲かると思うからと
「自分のノウハウがすごい」とか言ってみても全く売れないとか
自分を主語にした考え方で始めるビジネスは
うまくいかないっていうのがあるんですね。
お客様の悩みを調べて
それに合わせた商品をポンと提示するだけで
意外とすぐにお客様の反応を得られるということは
とても多いケースです。
どんなに「自分はすごいんだ」と言い続けても
お客様にとっては
「私にとってどんなメリットがあるかわからない」と
思われて記憶にもとどめてもらえない
そんな商品になるだけなんですね。
そうじゃなくて
あなたの問題解決ができて
その理想の未来になりますよと
それをサポートする商品がこれなんですけど
欲しいですかっていう表現しなきゃいけない
お客様の問題、お客様の悩み
そこにアプローチしないとだめなんですね
ビジネスで稼げる人っていうのは
使ってる言葉の主語が違うんですよ
ビジネスの稼げない人は「私」
自分のことばかり話しているんですね
あなたが救いたいお客様は誰なんですかとね
稼げる人は、
お客様はこういうことを悩んでて
お客様にはこういう風になってもらえたら嬉しいと思う
とか、「お客様」を主語で考えています。
これは
あなたはこういうことを悩んでて
あなたにはこういう風になってもらえたら嬉しいと思う
と、「あなた」に置き換えてもOK
やっぱり、主役という意識が「お客様」にある、
お客様の問題解決に意識がいってるってことが重要なわけです
そういう人っていうのは
やっぱり稼げている
これから起業する人も、副業を始める方も
すでに初めて見たけど思うような結果が出てない人も
結果がでにくいという原因として真っ先に考えないといけないのはここ。
「ビジネスはお客様の問題解決」というのを
しっかりと腑に落としていただければ
今日の話は本当に価値が大きいんじゃないかなとは思いますよ
■お客様の悩みの集め方
では、具体的にお客様の悩みを
じっさいにどのように集めたらいいのかについて
すこしお話ししますね。
もちろんいろんなやり方があるんですけど
もしあなたが全くのゼロスタートの状態で
でもなんかこういうジャンルでビジネスやったら
面白いんじゃないかなって思ってるんでしたら
まず、そのジャンルをグーグルで検索して
ヤフー知恵袋とか、OKWAVEとか
悩みをたくさん集めてるサイトっていうのを
まず見てみましょう
例えば
インターネットとかで「起業」と検索すると
私は25歳の男で
これから起業したいんだけど
人と接するのが苦手なんですが
どうしたらいいですか
とか
起業してみたのですが
集客が上手くいかずに悩んでいます
とか
動画制作で起業できますか
とか
かなり略しちゃってますけど
ヤフー知恵袋とかにこういう悩みが書いてあるんですよ
もちろん、もっと踏み込んだ悩みも見つかります
そうしたそのジャンルでの悩みの種類や共通でつまずくポイントを
自分の中に取り入れておくと
商品を開発するときにはもちろん
そうした悩みに対しての解決法としてという発想で
商品やサービスを考えられますし
将来、お客様と話す機会があったときに
「こういうことで悩まれるんですよね」
「こういうときにつまずきますよね」と
お客様の悩みに共感でき
それをきっかけに信頼を得ていくこともできます。
ぜひ、試してみてください。
■私の場合はアマゾンのレビュー
あと、私が通販の台本などをライティングするときに
必ず見るのはアマゾンのレビューとかですね
特定の商品でなくても
自分がやりたいジャンルで
売れてる本って絶対に悩み解決の本だったりするんですね
だからあなたが
例えばダイエットのコンテンツをで起業してみたいとか
占いの世界で起業してみたいとか
営業支援で起業してみたいとか
本当に世の中にありとあらゆる
いろんなジャンルがあるんですけども
そのジャンルで悩んでる人たちは
どういう風な悩みで
どういう本を買ってるのか?というのが
レビューというところをみていくことで分かってきます
一つ一つ見ていく中で
「あれ?まだこの悩みって解決されてないよね」
というのを見つけたら
それは間違いなく「ビジネスの種」になっていきます。
お客様の悩みにこうやってフォーカスして情報を集めていくと
徐々にそのビジネスへの道が開けていくんです
正しく情報収集をしていくことで
お客様の問題解決をするっていうところにつなげていく
あくまでもビジネスの本質はお客様の問題の解決であるということを
しっかりと覚えておいてください