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ビジネスアイデアの作り方 その2【セルフプロデュース】

投稿日:2020年9月11日 更新日:

アイデアの生み出し方の続きです。
 
最初に言っておきますが
発想法に絶対的なものはありません
 
最近では脳のメカニズムがだいぶ解明されてきて
神様からのプレゼントと思えたアイデア発想の秘密も
コントロールできるようになってきました
 
しかし、それでも
誰もがヒットを生み出すアイデアマンになったかというと
そんなことはありません
 
もしヒットするアイデアを数式で再現できるようになったら
それこそコンピューターでアイデアを作った方が効率がいいでしょう
 
でも、依然として
素晴らしいアイデアは人間という
エモーショナルで曖昧なものを経由して
生まれ出るものなのです

3つのアイデア発想法

ただ、そうはいっても
アイデアを生み出すには幾つかの公式があり
それを知っているのと、知らないのでは
その発想効率に雲泥の差が開いてしまいます
 
これからお教えする方法は、絶対的ではありませんが
あなたをヒットメーカーに近づけるお役には立つと思いますので
しっかりと身につけてください。
 
ビジネスアイデアの発想は
まず大きく分けて、3種類に分かれます。
 
●ニーズ(必要性)からの発想
 
●他に目を向けることからの発想
 
●既存ビジネスをあわせる発想
 
です。

ニーズ(必要性)からの発想

まずは『ニーズ(必要性)からの発想』ですが、
これは2つに分類できます。
 
「自分ニーズ」と「社会ニーズ」です。
 
「自分ニーズ」による発想法とは
自分が普段思っている不満・不便・欲求などをもとに
新たなビジネスを考えていく発想法を指します
 
例えば、価格ドットコムの創業者は、
コンピュータを秋葉原で探している時に
店ごとに値段が違うことから、どこが一番安いかが知りたいと感じ、
一覧で比較できる Web サイトを作成したのが始まりと言われています
 
また、キューピーネット( 10 分 1,000 円でスタートした床屋チェーン)の
創業者は、床屋に行って「髪を切るだけでいいのに」「早く切って欲しい」と
感じてこの時間とコストを『カット』するシステムを開発しました
 
次に「社会ニーズ」による発想法ですが
これは多くの顧客や、一般的に社会で求められている問題に対して、
その解決をビジネスとする発想法を指します
 
たとえば、年中無休、深夜まで開いている動物病院があります。
ペットはいつ具合が悪くなるかわからない
しかも、一人暮らしの場合は自分の仕事が終わってから
病院に連れて行かなければならないという
お客様発想で作られたそうです
 
一人暮らしでペットを家族とする人が増えているという
社会的なニーズにマッチしたビジネス例です
誰かの不満や問題を聞いたことがあったら
ビジネスチャンスと考えましょう

他に目を向けることからの発想

『他に目を向けることからの発想』は
「場所」「業界」「成長」の3つに分類します。
 
説明します
  
まずは「場所」に目を向ける発想です
 
都会と田舎など場所が離れたところでの
流行や情報には時間的な「差」がありますので
別の場所で流行っているものをそのまま持ってくると
ビジネスとして成立する場合があります
 
海外で流行っているものを日本に持ち込むといったケースが
最も一般的に思い出せると思います
 
この「差」はいつか追いついてきますので
事業展開ではスピードが命となります
また、大資本の競合が出てくると
小資本での戦いは非常に苦しくなりますので
ブランド化、差別化を確立しておく必要があります
 
たとえば、アメリカの e-bay が流行らせた「ショッピングモール」を
日本に持ってきて展開した楽天や、
札幌でブレークした「スープカレー」が
東京進出を果たし、一時期ブームになったのもこの成功例でしょう。
 
そういう意味では地域情報は宝の山かも知れません
 
次に「業界」に目を向ける発想です
 
ある業界での成功事例を
別の業界に適用して新たなビジネスを考える発想法です
 
業界ごとの習慣などを考慮して
上手にアレンジしていくことも必要です
 
たとえば、自由が丘スイーツフォ
複数のスイーツ専門店を一同に集める形態で展開しました
 
自分が行いたい業界・商品・サービス以外で
成功しているビジネスモデルを
自分のビジネスに応用できないか考えてみましょう
 
そして「成長」に目を向ける発想
 
例えば何かヒット商品やインフラが成長するとき
その利用方法などが次に成長していきます
この「次」に着目する発想法です
 
ただ、しっかりとした情報を持っていないと
自分が時代に先行しているつもりでも
実際にはそうではなかったということもありえますので注意
 
たとえば、インターネット環境が整うことで
1人で仕事が出来るSOHOスタイルのビジネスが増加しています
このSOHO の方向けに、例えば、打合せなどで
電話が出られない時の電話代行サービス
また、自宅で行っている場合で住所を公開したくないという
要望に郵便物などの送付先住所レンタルというサービスも考えられます
 
いまあるサービスの次に、どんなサービスが求められるか
考えてみると面白いです

既存ビジネスをあわせる発想

そして最後に『既存ビジネスをあわせる発想』は
「掛け合わせ」と「組み合わせ」に分類できます
 
まずは「掛け合わせ」による発想
 
これは既にあるビジネスに
他のビジネスの特徴的な部分をつけ加えて
新たなビジネスを生み出す発想法です
 
既に存在している2つのビジネスモデルを合わせて
新しいビジネスを創りだすアプローチです
 
そして「組み合わせ」による発想は
複数の通常は関連しないアイデアやプランを
組み合わせることによって
新たなビジネスを見つけ出す発想法をいいます
 
「掛け合わせ」との違いは
ニーズやサービス、ターゲットなど関連しない
複数の商品やビジネスモデルをランダムに選び
関連性を作ることで意図的に新しいビジネスを発想します
 
たとえば、動物×旅行で
 
●動物を見に行く旅行
●動物と一緒に旅行するプラン
●旅行中のペット預かりサービス、ペットシッター
●ペットのためのご当地土産
●犬専用席
●犬専用ツアー・・・
 
旅館まで連想をひろげれば
 
●ペットと泊まれる宿
●猫が女将の旅館
●動物がいて癒される宿・・・
 
このようにアイデアをつなげていく発想法です
 
例えば、ソフトバンクの孫正義さんが学生時代に
電子翻訳機のアイデアを生み出したときのように
無作為に単語を書いたカードを300枚つくって
ランダムに3つ抜き出し
組み合わせるといったような方法も有効です
 
ただし、この「組み合わせ」による発想は
どうしてもアイデア先行のプランになるため
市場とマッチしているか見極めが肝心ですし
場合によっては市場をつくることも必要となります

今回の話をまとめてみます。

ビジネスアイデアの発想は
大きく3種類に分かれ、
7つの方法に分類されます。
 
●ニーズ(必要性)からの発想
 
「自分ニーズ」
「社会ニーズ」
 
●他に目を向けることからの発想
 
「場所」
「業界」
「成長」
 
●既存ビジネスをあわせる発想
 
「掛け合わせ」
「組み合わせ」
 
以上ような分類は
必ず1つの発想法からアイデアが生まれるわけではなく
複数の発想法から1つのアイデアが生まれることも良くあります

常識という目隠しを外す視点を意識する

ビジネスアイデアをつくろうと考えたとき
アイデアにつまったり、きっかけに困った時に
ぜひ取っ掛かりとしてこの発想法を利用してみてください 
ほかにも
 
●代用品はないか?
●応用することはできるか?
●修正、あるいは拡大できないか?
●他の用途はないか?
●削除するか、削減することはできないか?
●逆にするか、再編成できないか?
 
のような視点で、自分のまわりを
見てみるのもよいでしょう
 
普段からこういった視点で考えるクセをつけると
今までとは違った発想が
どんどん生まれてくるようになります
 
私たちの目は知らない間に
「常識」というフィルターで目隠しされています
 
「そんなの当たり前じゃん」とか、
「できっこないよ」と思っていることを疑い、
どうすれば取り除けるか考えてみると、
新たなビジネスにつながるアイデアが
生まれやすくなりますよ!


【紹介】コレ読んでおくと良いです。無料でもらえる「小さな会社のためのマーケティング入門」

せっかく来てくれたお客さん…

でも一回きりでなかなか
来なくなってしまった…

もっとリピートしてほしいけど
どうすればいいのか?

これにはこんな事例があります。


「ダン・ケネディが教える
小さな会社のための
マーケティング入門」より引用
~~~~~~~~

私がクライアント全員に教え、
自分の会社でも積極的に
実践している戦略に、

顧客に対して月刊のニュースレターを郵送する

というものがある。

これは顧客との関係を強化し、
自分の話題を提供し、お客をレストラン、
およびそのオーナーであるあなたとの
個人的な関係に引き込むための
優れた方法だ。

これを使えば、顧客に対して
もっと頻繁に店を利用する
動機を与えられる。

広告スペースを使う事で、
顧客に対してもっと
頻繁に店を利用する動機を与えられるし、

広告スペースとして使うことで、
顧客にあなたが提供する
可能性の他のサービスについて知らせたり、
個人的なつながりを強化できる。

~~~~~~~~~

ニュースレターを送る事で
お客さんとのつながりを強化し、

リピートをしてもらえるきっかけを
作る事ができるんですね。


つながりが強化されると
口コミにつながるかもしれません。

これは僕自身の
個人的な話ですが、、、

つい最近、友人に
お店を紹介しました。

美容院とレストランです。

どちらも店員、店長と話して
仲良くなった所です。

友人に、、

「どこかいいところない?」

と聞かれたら、
「じゃ、ここだよ!」
みたいにスグに薦めました。

もしかしたら、こういう
「お客さんとの関係作り」は
口コミを起こすポイントかもしれません。


この事例では
お客さんとの関係を作るために
ニュースレターを使っていましたね。

こういう事例がのっているのが

「ダン・ケネディが教える
小さな会社のための
マーケティング入門」
です。


ニュースレターのサンプルも
のっているので参考になりますよ。

詳細はコチラ

http://directlink.jp/tracking/af/1514421/nBUGQlJI/


 
 

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