![](https://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/08/maxresdefault-1024x576.jpg)
自分「独自の売り」を考える作業は
自分をビジネスで輝かせたいと
考えている方にとってみれば
いわば面倒なプロセスです
競合との違いを強引に見つけて(作って)
差別化して見せれば、それでいいじゃん!と
お考えになる方も少なくありません
しかし、そうして作った「独自の売り」が
多くの場合、あまり機能しない
機能したように見えても直ぐに機能しなくなる
ということを経験上たくさん見てきました
簡単に手に入るものは
簡単に失ってしまうのです
セールスポイント=「独自の売り」は必ず見つかる
![](https://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/08/timothy-dykes-E_gitAfmfE4-unsplash-1024x683.jpg)
私は広告の現場において
それこそ様々、ありとあらゆる商品、企業の
セールスポイント=「独自の売り」を作り上げてきました
中には「こんな商品、売れるの?」と
正直思うものもありましたし、
「ありふれていて特別な所など何一つない」ように見える
サービスも数多くありました
しかし、そんな商品やサービスでも
じっくりとそれに関して思考をめぐらしていると
思いがけない所が光り輝いている
少なくても「ここを磨けば輝く」というポイントを
必ず見つけられるのです
慣れてくると直感的に気づけるようになってきます
全体を光らせる事など、どんな人でも不可能なのに
「独自の売り」を見つけられないという方に限って
全てが特別でなければならないような気になっているようです
世の中に完全なものなど一つもありません
世の中は不完全であるからこそ
そこに新しいビジネスの芽生える隙間があり
あなたが他の誰より輝けるフィールドがあるのです
成功者の方々は、お互いに協力し合うことで
さらにその成功を加速させていくのですが
その方々が「この人と一緒に組もう」と思われる人は
必ず何か1点が光り輝いている人です
あなたのスキルの水槽を想像してください
![](https://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/08/2020-08-29-16-07-42.jpg)
このお話しをするにあたって
とても重要な気づきのある例えを紹介しましょう
まず長方形の四角い水槽を思い浮かべてみて下さい
この水槽は底が0、いっぱいで10の目盛りがついています。。
これがあなたのスキルの水槽です。
成功する人の水槽は10の目盛りまで水が溢れています。
その人が組みたいのは10、またはそれに近い水量を
持っている人です。
10×10のジョイントなら、結果は100の力となります。
でも、いくら相手が大成功をしている人とはいえ
あなたが0や1の力では、
10×1=10
10×0=0
となってしまうのです。
逆の立場で考えなくても、誰もスキルのない人とは
組みたいとも思わないことは理解できると思います。
そこで、スキルのない人は
水槽を10の目盛りまで
いっぱいにしなければならないと考えます。
しかし、水槽すべてに水を満たすのは
並大抵の事ではありません。
いくら頑張っても水槽になかなか水は貯まりません。
いろいろ頑張ってせいぜい目盛りで2~3くらい。
そして、疲れ果て自分にはやはり無理なことだと
あきらめてしまうのです。
でも、成功できる人はこの水槽の秘密を知っています
じつはこの水槽は、面積の小さな面からしか
他の人には見えていないのです
そして成功者の水槽を面積の広い面から見ると
面積の小さな方の面と平行に
沢山の透明な間仕切りで分割されているのです
例え成功者といえども、
水槽全体を水で満たすのは無理です
というか、成功する人達は
最初からそんなことは考えません
分割された間仕切りの中で自分の得意な分野だけに
スキルや経験という水を集中して貯め
効率的に目盛り10まで水で満たすのです
でも、面積の少ない面から見ている人にとっては
透明な仕切り板は見えませんから
水槽全体が10まで水でいっぱいになっているように見える
わかりますか?
あなたがセールスポイント=「独自の売り」として作り上げているのは
この水槽の間仕切りなんです
その1点だけを水で満たすことができれば
他人から見ると(面積の小さな面から見ると)
全てを満たした成功者に見えるのです
そして、他の成功者と組む際も
自分の専門分野において
10の力を提供する事ができるわけです
しかし、多くの人はこの仕掛けを知らないので
全てのスキルを平均的に水を増やさないといけないと
思い込んでいます
どんなにセミナーに通っても、
どんなに本を読んで勉強しても
水槽全体を水で満たすには
人生は短すぎるのです
早く自分の才能を活かせるフィールドを見つける
![](http://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/08/alex-alvarez-63YVMrL2d6g-unsplash-1024x683.jpg)
成功者はあらゆるスキルで優れているように見えますが
実はそんな事もないのです
自分のセールスポイント=「独自の売り」を明確に決め
その分野でスキルを10まで上げていくことで
人は勝手に水槽全て満たされているように錯覚してくれるのです
あなた独自の売り、セールスポイント=「独自の売り」をつくるのに
じっくりと時間をかけなければならないのは
こうした理由があります
思いつきで、あれこれと仕切りに水を入れていては
いつまでたっても水はいっぱいになりません
ここだ!という場所に間仕切りを作ることです
それが最も近道であり、早く結果も得られる成功法なのです
時間をかけ、最も自分の価値観に基づいた
自分の才能と、それを活かせるフィールド
そしてそれを提供するお客様を絞っていくのです
間仕切りを狭められれば、それだけ水が貯まるのも
早く確実なものとなります
そして10まで、溢れるほどの水がたまった
その輝く部分周辺にあなたのブランドを築くのです
何度でも言います
全体を満たす必要などないのです
何かに特化することこそ必要なのです
どんなに自分のことを「平凡だ」と思われている方でも
1点を集中して磨くことであなたのブランドは輝き始めます
もしあなたが全ての人にあなたの全てを
受け入れてもらいたいという誘惑に負ければ
つまるところ誰に対しても何も訴えかけないという
結果となるでしょう
多くの方がこの誘惑に負け
何でも対応できるという方向にビジネスを広げていくのです
その結果、誰もが同じように見え
顧客からするとその違いは料金しかなくなり
価格のより安い方へと流れていくという
お決まりの状態が出来上がるのです
避けるべきは消耗戦マーケティング
![](http://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/08/ben-white-xqjMjaGGhmw-unsplash-1024x684.jpg)
あなたやあなたのビジネスを限定し、
より狭い分野、顧客へのサービスにおいて
10のスキルを持った専門家として
ポジショニングすることで、
あなたは消耗戦マーケティングと
決別することができるようになります。
あなたを輝かせるフィールドの発見するには
マーケットを調べる必要があります。
もしあなたが既にビジネスをはじめている、
またはおこなうビジネスの分野が決まっているのであれば
以下の質問の答えをノートに書き出し、じっくりと
あなたのセールスポイント=「独自の売り」を検討してみてください。
●あなたの直接競合は
●間接競合は
●競合と比べて優れている点は
●競合と比べて劣っている点は
●その劣っている点を売りに転換できないか
●競合がやっていなくて自分がやっていることは
●お客様はなぜあなたを選んでいるのか(選ぶのか)
まだ自分ブランドをどの分野に築くかが
決まっていない時には、
とにかく狙っているポジションに関するワードを
いろいろとインターネットで検索してみます
自分の狙っているポジションに
類似する他者がどのくらいいるのか
どのくらいの規模の市場で、
どのようなニーズがそこにあるのか?
Amazonで類似する内容の書籍を片っ端から見つけ
そのレビューを読んでみるのもいいでしょう
読者が何に満足し、何を不満に感じているのか
よい評価のレビューも、不満のレビューも
どちらも貴重な情報源となります
そういった調査をおこなうことで
あなたのブランド価値はますます高まっていくことでしょう
暗闇の中、見えなかった的が
次第にはっきりと見えてくる感覚を味わえるはずです
そして、見つけたポジションにおいて
あなたというキャラクターを全面に打ち出し、
業務範囲の絞り込み、顧客を絞り込んでください
顧客に対しての約束を作り上げる
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業務、顧客の絞り込みも
水槽の間仕切りを狭める有効な手段です。
仮にただのエステは何処にでもあります。
ここで「足」だけに特化していく、
さらに「痩身」に絞り込み、足やせエステとすれば
それだけ「独自の売り」が強まります
さらに、女性向けのエステでは独自性は伝わりません
40代女性の、妊婦のための、と
絞り込んでいくことでセールスポイント=「独自の売り」は強まり
あなたのエキスパート性が強化されていくのです
こうして築き上げたセールスポイント=「独自の売り」を打ち出すことで
あなたのビジネスは限りなく成功に近づいていきます
これまでの記事の中であなたは、
(読まれていない方はぜひ過去の記事を読んで下さい)
あなたの理想的な生き方、あなたの価値観を確認しました
自分独自の才能、強みも熟知しました
これからの見通しや顧客の要望にも気がつくことができたはずです
最後に、既にあなたが持っている
またはこれから創ろうとしている自分ブランドを
- 誰と約束するのか?
- 何を約束するのか?
機能的なベネフィット・・・足が細くなる、お金が儲かる、
熱々の美味しいピザが届く、など
感情的なベネフィット・・・その結果得られる感情
- いつ、その約束を達成できるのか?
30分以内にお届け、14日間試せば、30日で達成、いつでも、など
- その約束をどのようにして達成するのか?
証拠を示す・・・方法、競合との違い、実績、
約束が守れなければ料金はいただきません、など
という問いにひとつずつ答えながら
20秒で説明できる短い文章にまとめてみましょう
いままで見つけてきた様々な材料を組み合わせ、また捨て
あなたというブランドを簡潔に魅力的に語れる文章としていくのです
以下のフォーマットに当てはめて考えてみてください。
(あなたの名前) は、(約束する人) に対し、
(約束を果たす時期) までに、(約束を果たす方法) に
よって、(約束事) をもたらす/提供する/作り出す。
これが、あなた自身のブランド=約束
そしてビジネスの目的となります
どうか工夫して、説得力のある、力強い、
ドラマチックな約束を作り上げてください
説得力のある約束は、あなたのビジネスに
大きな利益をもたらします
嘘にならない範囲で最もドラマチックなベネフィットを提供し
顧客が抱える最大の問題を解決すると約束しましょう
根幹のしっかりしたビジネスは、
次に利益モデルを構築さえすれば
枝葉のテクニックを使うことなく
驚くほどに成長していきます
なりたい自分へのステップ
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このワークを終えたとき、あなたは
最初のワークで思い描いていただいた
理想の自分、なりたい自分へのステップを
またひとつ登ったこととなります
これまでのプロセスを、あなたはどう感じたでしょうか?
面倒だな。
そう感じた方もいらっしゃるかもしれません
でも、あれもこれも沢山のセミナーに通い、
多くの本を読み、「これだけやれば儲かる」的なノウハウを
試しては失敗し、また別の方法を試しては失敗する、
そんな枝葉のテクニックの忙しさに追われていることより
今回までお伝えしてきた方法と考え方は
はるかにシンプルで、簡単で、成功の可能性も高いものだと
私は信じています
ここは時間をかけるところ
簡単に手に入れたものは、
簡単に失われてしまいます
急がば廻れです
【おすすめ】「売るってことはこういうことなんだ、わかる?」マーケティング本としては基礎編のこの本がいまなら無料でもらえます。
![](https://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/09/542e27bf2f2f24c8731e57b55e7ab536-1024x768-1.jpg)
【ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門】
P.180より
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保証は私のマーケティングおける重要な部分だ。
ダンはこれを”ガッツのあるマーケティング”と呼んでおり、
私は2つの点で彼が正しいことに気づいている。
1つ目はほとんどのビジネスオーナーは
自分が売るものを大胆に保証するだけの
ガッツはないということ、
2つ目はそれを行なうと
”とても儲かる”
ということだ。
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「もし返金が出て来たら、どうしよう・・・」
「保証をつけたら、
返金がたくさん出てくるんじゃないだろうか?」
「保証をつけたら、
悪用されるんじゃないだろうか?
保証をつけようと思ったとき、
誰もがこういう不安を感じます。
でも、不安というと、
初めて買うお客さんも不安を感じています。
たとえばあなたも、
初めてネットで商品を買おうと思ったとき、
不安になったことはありませんか?
本当に商品は届くのだろうか?
この会社は信頼できる会社だろうか?
本当にページでうたっている効果が出るのだろうか?
値段が高ければ高いほど、
なおさらですよね。
ネットで会社名を検索しても
そんなに参考になる情報が
たくさんあるわけではありませんよね。
お客さんが不安を感じれば、
商品を買う確率が下がってしまいますよね。
その時に保証があるかないかで
お客さんの感じる安心度が変わります。
例えば・・・
「この商品は〇〇円です。
ぜひお申し込みください」
というのと、
「この商品は〇〇円です。
そしてこの商品には返金保証期間があります。
この期間内にお問い合わせ頂ければ、
商品の料金は返金させて頂きます。
ぜひお申し込みください。」
どちらが申込みをしやすいでしょうか?
この保証をビジネスに取り入れて
業界でトップ1%の会社になった。
ビジネスが2倍に拡大した
という成果を出した人もいます。
でも、さっき話したように
「保証をつけると、
返金がたくさんくるんじゃないか」
と思うかもしれません。
ですが、保証を取り入れた人は
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確かに返金はあった。
でも、それを上回る売上が上がった。
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と言っています。
実際、これをつかった会社は
業界でトップ1%の会社になることができたそうです。
ダン・ケネディの著書
「ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」
では、こういった成功事例を集めた本があります。
小売店、税理士、飲食店、治療家、
歯科医、営業職、住宅ローン販売…などです。
詳細はこちらから。
↓
http://directlink.jp/tracking/af/1514421/nBUGQlJI/
![](https://tabublog.net/wp-content/uploads/2020/09/bknd-180-1.jpg)