日本での茶道、武道、能などの稽古の仕方の教えに
「守破離（しゅはり）」という言葉があります。
私は日大芸術学部で演劇論を学び
世阿弥の風姿花伝の研究などをしていましたので
このあたりは比較的得意分野です
それはさておき、この「守破離」とは
まずは、型を「守る」ところから修行が始まり、
その後、既存の型を「破」っていく。
最終的には型から自由になり
「離」れることができるという教えです
インターネットで成功した方々が
その成功の方法を教えてくれる
やり方ベースのノウハウを伝授するビジネスがありますね
成功ノウハウを教えてくれるやつです
これらは、確かに儲かる方法を教えてくれてはいます
ですが、全く同じ事をやっても、おそらく
儲けられる人はいないんじゃないでしょうか
極論、他人と同じ事をやってビジネスしようとしても
なかなか上手くいかないものなんです
どんな自分なりの価値を付け加えられるのか
誰かから教えられたことを
そのままマネだけしていても
上手くいかないんです
じゃあ、どうするかというと
そこに自分なりの価値を付け加えるんです
最初は「守」でいい、
でも次に「破」らなければいけないし、
最終的には自分の型から「離」れ、
自分なりのあり方を作っていかなければいけません
世の中に「やり方」など無制限にあるし
時代によっても変わってしまう
例えば、ある人に「こうすれば必ず売れます」と言われて
１０００人が、１００００人が一斉に同じ事をやったら
どうなるか？ちょっと想像してみれば分かると思います
ある人が見つけた池で沢山の魚を釣った。
「あそこの池で、この餌をつければ必ず釣れるよ」と
１００００人に教えたら、１００００人がその池を取り囲んで
同じ餌をつけて釣りをしている状態
あなたはそれでも自分だけは大漁になると思いますか
その人が教えてくれた釣り方も餌も、
間違っていませんし、その池だって穴場であったことは
間違いありません
しかし、情報が一般的に世の中に出た瞬間、
その価値はほぼなくなってしまうんです
もし、このことが分かっていない方がいらっしゃったら
絶対に覚えておいて下さいね
高い金額でノウハウを買ったのに
やってみたら全く儲からなかった。
騙されたなどと被害者意識さえ持ってしまうことになりかねません
人とは違う自分の優位性を打ち出していくこと
先ほども言ったように、
釣り方も餌も場所も間違っていないんです
みんな同じ事をしているのなら
自分は餌を変えてみよう
場所を変えてみよう
釣り方にアレンジを加えてみようと、
教えてもらった型を「破」っていかないといけない
でも、多くの人は教えられたとおりに
ちょっと釣り針を垂らしただけで
やっぱりダメだったとあきらめ、
次のノウハウに飛びついていく
でも、同じ事をしている限り
結果はいつまでたっても変わりません
まったく意味のない行為です。
永遠にこの繰り返しになります
やり方を学ぶことはもちろん大切なこと、
ですが、それをあなたなりの「やり方」に変えていき
最後はあなた自身の「あり方」にしていく
みんなが同じ事をやっている中で
なお自分の優位性を打ち出していくこと
この意識を持って下さい。
ネットビジネスの話で書いていますが
どの職業でも、業界でも当てはまる話ですよ
コンサルタントを名乗っても仕事のない方、
お店を出しても儲からない方、
起業しても上手くいかない方・・・
そんな方々が世の中に溢れているんですから
人よりもすごい、輝いている、魅力がある
オーラがあるという優位性を作るには
最終的にはあなたの「あり方」に行きつきます
同じ事をやっている人が沢山いる中でも
あなたにお願いしよう、あなたから買おうと
思わせなければいけない。
これはもう一般的に公開された「やり方」では
どうしようもないものです
小手先のテクニックは所詮、小手先なのです
そもそもその「やり方」は
「だれでも出来る」「すぐに出来る」ことを
最大の売りにしているんじゃないですか
修行が必要ないテクニックなら
誰もが同じ事をやると考えた方が良い
そこで自分だけはと思うのは
想像力が足りないという証拠ですよ
やり方など、ろくに知らなくても
生き生きしたエネルギーが相手に伝わる人の方が、
選ばれたりするものなんです。
どうか小手先のテクニックにおぼれずに
自分の生き方、あり方を高めていっていただきたい
あなたが自分の「あり方」に気づいていく
あなたならではの才能に気づき、
それを育てて、あなたならではのポジションを見つける
自分ブランドを作り上げる
そのためにはやはり学びが必要で
一番手っ取り早い学習法は読書です。
あなたの人生を変えるのは人との出会いか、本との出会い
先人達が生涯をかけて学んできたことを
1000円くらいの金額で学べる読書は成功者の習慣として必須です
人が変わるためには、人との出会いか読書しかないと言われるくらい
良い本との出会いはあなた自身を大きく成長させてくれます
実際に活字を読む時間が取れる方ならいいですが
読書には聞く読書というやり方もあります
私がつかっているオーディブックサイトなら月額750円で聞き放題です。
しかも1ヶ月無料でお試し期間がありますからノーリスクで自分に合うか試せます。
とにかく自己成長したかったら読書に勝る物なしですからまずはサイトへ
オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp では、
自己成長の必読書、沢山ありますからぜひ覗いてみてください。
私自身、もう何年も車の中ではオーディブックを流しながら運転しています。
確実に読書量が増えますし、もしかしたら活字で読んでいたときよりも
ペースが速くなったかもしれません。
活字が苦手というひとでも確実に自己成長を促せますね
そして、自分の才能が開花しそうな分野を見つけてみてください。
自分の人生の主導権を取り戻すため
やり方はたくさん学んできたのなら
もう、みんなと同じ事をするのは卒業です
教えられた型に留まっていては
後継者としての存在価値はないのですから、
師をしのぎ、伝統を越え、親を超越して、
より高い次元に成長してこそ、そこに価値が生まれます
自分なりの価値なんてどうやって作っていいか分からないと
いままで言っていた方は、これをしてこなかっただけ
もう、わかりましたよね
自分の中の違和感に気がついたら
自分の人生の主導権を取り戻すために行動です
動機なんか「モテたい」「儲けたい」
最初は不純な動機で充分です
学び、行動し、自分の価値をつくってください
そうすることで、人とは違う
あなただけの生き方が動き始めます
そして、そのエネルギーが人に伝わり
その人達の心の中に、あなたという人間の
ブランドが出来上がるんです
その時、あなたが見える景色は一変します
そんな景色、ぜひ一緒に眺めましょう
「守破離」の本当の解釈
冒頭で紹介した「守破離」って伝統芸能修行の過程を表す言葉
教わった型を守り、身につけたら破り、
鍛錬を重ねた後に既存の型から離れるという意味ですが
元は千利休の
「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という訓からの抜粋です
どうしても「守破離」の部分だけが有名なのですが
本当に大切なのは最後の「本を忘るな」の部分
型を破り離れても根源の精神を見失うなという教えなのです
どのようなノウハウを学んだとしても
最終的にビジネスは
誰かの困ってることを解決する、痛みを取り除く
または誰かを幸せにする、楽にする
そのことによって返ってくる目に見えない「ありがとう」を
手のひらに乗るようにしたものがお金であり
「ありがとう」をいかに沢山集めるか
または誰にもできない希少な価値で大きなありがとうをもらうか
お金を儲けるということの基本はそこにあります。
どんなノウハウやテクニックを学んだとしても
ビジネスの「本」を忘れてはいけないのです
【おすすめ】「売るってことはこういうことなんだ、わかる？」マーケティング本としては基礎編のこの本がいまなら無料でもらえます。
【ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門】
P.180より
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保証は私のマーケティングおける重要な部分だ。
ダンはこれを”ガッツのあるマーケティング”と呼んでおり、
私は2つの点で彼が正しいことに気づいている。
1つ目はほとんどのビジネスオーナーは
自分が売るものを大胆に保証するだけの
ガッツはないということ、
2つ目はそれを行なうと
”とても儲かる”
ということだ。
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「もし返金が出て来たら、どうしよう・・・」
「保証をつけたら、
返金がたくさん出てくるんじゃないだろうか？」
「保証をつけたら、
悪用されるんじゃないだろうか？
保証をつけようと思ったとき、
誰もがこういう不安を感じます。
でも、不安というと、
初めて買うお客さんも不安を感じています。
たとえばあなたも、
初めてネットで商品を買おうと思ったとき、
不安になったことはありませんか？
本当に商品は届くのだろうか？
この会社は信頼できる会社だろうか？
本当にページでうたっている効果が出るのだろうか？
値段が高ければ高いほど、
なおさらですよね。
ネットで会社名を検索しても
そんなに参考になる情報が
たくさんあるわけではありませんよね。
お客さんが不安を感じれば、
商品を買う確率が下がってしまいますよね。
その時に保証があるかないかで
お客さんの感じる安心度が変わります。
例えば・・・
「この商品は〇〇円です。
ぜひお申し込みください」
というのと、
「この商品は〇〇円です。
そしてこの商品には返金保証期間があります。
この期間内にお問い合わせ頂ければ、
商品の料金は返金させて頂きます。
ぜひお申し込みください。」
どちらが申込みをしやすいでしょうか？
この保証をビジネスに取り入れて
業界でトップ１％の会社になった。
ビジネスが２倍に拡大した
という成果を出した人もいます。
でも、さっき話したように
「保証をつけると、
返金がたくさんくるんじゃないか」
と思うかもしれません。
ですが、保証を取り入れた人は
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確かに返金はあった。
でも、それを上回る売上が上がった。
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と言っています。
実際、これをつかった会社は
業界でトップ１％の会社になることができたそうです。
ダン・ケネディの著書
「ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」
では、こういった成功事例を集めた本があります。
小売店、税理士、飲食店、治療家、
歯科医、営業職、住宅ローン販売…などです。
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