クリストファー・ノーラン監督といえば
2020年公開予定の「TENET テネット」も期待大ですが
「ダークナイト」シリーズ、「インターステラー」、「ダンケルク」など
ビッグバジェットで作家性を発揮し続ける、鬼才にしてヒットメイカー。
クリストファー・ノーラン監督作品の中でも、私が
かなり繰り返し見てるのが「インセプション」という作品です。
じつは最近また見てしまいました。
もう何かつけて、つい見返してしまいます。
映画「インセプション」は
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙などの豪華キャストが
相手の「夢」の中に入り込み、潜在意識の中の
形になる前の「アイデア」を盗み出す企業スパイを演じる
スリリングなストーリー展開の傑作です。
クリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本だそうです。
映像技術を駆使した「夢世界」の臨場感を味わいたくなって
何度でも見たくなってしまいます
夢といえば、私自身は起きた時に
夢を覚えているタイプではないのですが、
恐ろしい夢を見て目が覚めた時などの、
見ていた夢の臨場感はかなりのものですよね。
実際、子供の頃の恐かった夢は、まるで現実の記憶のように
(いや、それ以上に)今でも鮮明に思い出せます。
あれくらいの臨場感で「未来の夢」を描けたら
叶わない夢なんかないんじゃないかと思います
この記事を書いている私は
私は広告業界でディレクター、プロデューサーとして30年
東京から沖縄のテレビやCMの映像業界の中で生きてきました
前の会社では取締役、今の会社でもクリエイティブでは唯一の執行役員として
会社の方向決めにも参加しながら
自らのクリエイティブで世の中を面白くしています
臨場感ある「幸せな未来=夢」を売る
商品やサービスを売る時、リアルでもネットでも
「お客様の幸せな未来」を売ることが大切です。
「夢」を売るのです。
「体験価値」という言い方もありますね。
あなたが、お客様にお金を払ってもらうためには
お客様に「幸せな未来=夢」に
臨場感を感じてもらうのが近道。
インセプションの中にも出てきたコンセプトで
『「夢」が臨場感を持ってくると現実にも影響がでる』
がありますが、「幸せな未来」のビジョンを繰り返し
受け取っていると、その「夢」に臨場感が増していき
購買者の心に影響を及ぼしてくる。
つまり、あなたの提供するイメージによって、
「幸せな未来」にお客様が「臨場感」を感じた時、
商品(サービス)を購入されるということです。
人が行動を起こす動機はたったの2つ
人が行動を起こす動機は、突き詰めれば
痛みや苦しみから逃れるためか、
快楽や幸せを得るためかの
2つしかないと言われています。
あなたのサービスで、痛みが取り除かれているイメージ
あなたの商品で、楽しい時間を過ごせているイメージ
あなたのノウハウで、ビジネスが上手くいくイメージ
あなたの情報で、お金を儲けられているイメージ
こうした「幸せな未来」を顧客に描かせることができれば
何十万円のセミナーでも、あなたは売れるようになるのです。
あなた自身も、商品やサービスを購入するときの
自分の心理をよーく思い出してみて下さい。
きっと、心当たりがあるはずです。
「欲しい!」という気持ちに一度なってしまうと
もうどうしても手に入れずにはいられなくなるのが人間。
ここまで持って行ければ、お客様はどんな障害も乗り越えて
あなたの所に集まってきます。
『動画』による説得
テレビCMの企画では15秒、30秒という短い時間で、
商品から得られる視聴者の「幸せな未来」に臨場感を
いかに抱かせるかに苦心します。
視聴者の幸せのイメージを強めて、購入へと誘導します。
これが『動画』による説得の方法です。
動画を上手く使えば「臨場感」を作り出すことは
簡単にできるようになります。
映像作品を見て、胸を熱くしたり、高揚感をおぼえたり
涙した経験のある方には理解できると思います。
最近、流行の動画広告にしても
ポイントは、セールスレターよりも強力な
「幸せな未来=成功」イメージの臨場感を
作れるがゆえの説得力なのです
つまりはコンテンツ。
消耗品の映像ではないビジネス映像
ビジネスモデルとして確立すれば、
一度映像を作って放置していても
動画があなたに売り上げを作ってくれるようになります
そういえば、セールスレターのテクニックに
購入者が抱くであろう疑問の幾つかを、あえて削って
フラストレーションを作り出すというものがありますね
その答えを聞きたいと思わせ、
行動に駆り立てるというテクニック
知りたいという欲求を作り出す高等テクです
再び「INCEPTION」のこと
冒頭に書いたインセプションのノーラン監督も
こういう映画の作り方が特徴でしたね。
(以下、映画のネタバレありです)
インセプションのラスト、子供と再会した主人公。
ハッピーエンドか、と思っていると
え?コマ?
コマは劇中で、夢と現実を見極めるアイテムとして紹介されている。
回り続けたら夢、止まったら現実。
コマが回る回る回る・・・
え、止まるの?止まらないの?
と、思った瞬間にタイトルがドーン!
映画の中で初めて「INCEPTION」という
タイトルが表示されます。
エンドタイトルから、その後ずっと
「夢だったの?現実だったの?」と
こればかり気になってしまう。
本当に技巧的な監督。
私は大好きです。
優れた映画の中には、
優れたセールスのヒントが隠されている。
つまりは人間の心理にいかに触れていくか。
この一点につきるのかもしれませんね。
高度な動画制作は委託するにしても
まずは自作の勉強を
セールス動画をあなたが作りたいと思った時、
あなたに動画制作の経験がないのであれば
誰かに制作を委託するということになります。
そういうニーズが増えてきて
動画編集の技術は、ユーチューバーさんの下請け、パートナーとして
これからの時代に確実にお金を稼げるスキルといて注目されています
もちろん高度な動画制作は経験ある人に委託するのが
失敗しないコツではありますが、誰かに委託するということは
当然、その費用が発生するということです
ネットビジネスにおいてトライアンドエラーは当たり前。
そのたびに制作費用を使っていたのでは
動画制作費がビジネス自体を圧迫しかねません
一昔前、動画制作はプロが独占する領域でしたが
いまでは小学生でもスマホのカメラで撮影し、パソコンで編集し
YOUTUBE動画を制作出来る時代です。
パソコンを持っているのであれば動画編集の知識と経験は
持っていて損はありません。というか簡単に動画を編集できる知識は
誰もが持っているべきです。それで外注費が抑えられ、
動画が量産できるようになるのですから
(本当に難しくないですから)
動画制作ソフト、選ぶならAdobe Creative Cloud
いま、動画制作、WEB制作など
最も熱いスキルで稼いでいる人達が使っているソフトって何か分かりますか
Adobe Creative Cloudというサブスクのパッケージに含まれている
Illustrator(デザイン)
Photoshop(写真加工、サムネール制作)
After EffectsとPremiere(動画編集)
Dreamweaver(WEB制作)
などなど
これらのソフトなんです。
これらは全部、Adobe Creative Cloudというパッケージに含まれていて
今デジタルでクリエイティブな仕事をする時に必須なアイテムとなっています
もちろん私もAdobe Creative Cloudを使っていますし、これをつかっていない
クリエーターを見たことがありません
そのくらい当たり前になっているソフトウェアなんです。
プロ用というと難しそうと感じてしまいそうですが、いわゆるユーチューバーさんの映像を作るくらいであれば1ヶ月勉強すれば充分です。機材もスマホがあれば撮影はすぐにできます。最初は充分です、というか今のスマホはものすごく高性能で、映像も綺麗です。そこからプロの映画監督とかのこだわった映像づくりに入っていくと奥深いですけどね。でも、それも同じソフトを使っているんです。
動画制作の知識は完全にもうプロだけのものではなくなりましたね。
プロのクリエーターなら仕事の中で自然に覚えざるをえない必須ソフトである
このAdobe Creative Cloudをまとめて学べるプランがありますので紹介します
Adobeマスター講座 |Web、CG、映像、プログラミングの通信講座デジタルハリウッドのAdobeマスター講座
もしこれから在宅でたとえば動画編集やWEBデザインを副業として稼いでいこうとお考えの方にも最も必要なスキルを教えてくれるベストな講座といえるでしょう
5Gが普及したとき動画は消費者の生活により密接なものとなる
ビジネスの成功の要は動画の使い方にあるといわれています。
特に今後、5Gなどの通信技術が一般の暮らしの中に浸透してきたとき
動画を利用しないビジネスは淘汰されていくとまで言われています。
とはいえ、思いついたアイデアをすべて他人に委託するでは
コストと時間の浪費がばかになりません。
基礎的な動画編集を学ぶだけで世の中で動画広告として
発信されているくらいのクオリティは自分で作れるようになります。
また人に委託する際にも、より具体的なオーダーを出すこともできるようになり
できてきた動画がイメージと違うなどの失敗も防げるようになるでしょう。
また、あなた自身が企業からの動画制作を委託されて
副業で稼ぐことも可能となります
学びに掛かったわずかな費用など直ぐに回収できてしまいます
動画制作の基礎知識は得こそあれ、覚えて損することはないのですね
セールスには不可欠な知識となることは間違いありません