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ネット起業家創造プロジェクト【第1章③完璧主義という敵】

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成功している起業家のAさんは
アイデアが閃いたらとにかくすぐに行動し、
いろいろやってみてダメとなったら
素早くやめるというスタンスです。

閃いたら動くので
上手くいかないことも多いのですが
それをまた学びとして
どんどん成長していくので
打率もグングン上がっていきます。

もし、Aさんが完璧主義者で
そのアイデアに何年もかけて慎重に準備し、
やっと行動して失敗していたらどうでしょうか?

時間をかけた分、立ち直るにも時間がかかりそうですし
なにより同じ期間の中での経験値に大きな差ができていますよね。

起業家にはとにかく経験値をたくさん稼いでほしいんです。
そのためには「完璧」という発想をいったん捨ててほしいのです。

まず完璧なプランはできないのだから
とにかく行動するということを胸に刻んでおいて欲しいんですね

ビジネスをしていく中で
成果の出ない人のパターンは
一言で言うと「完璧主義」です。

あれもこれも
あれもそれもと
準備がすべて整ってから行動しようっていうんですけど

まあ、実際の起業において準備はまず完璧には整いません。
全ての条件が揃うことなど本当に全くと言っていいほどないんですね

だから、どこかで見切り発車しなきゃいけないんです。

■完璧主義は行動を止める

常に完璧を求めるために
色々な情報を集めらなければ行動が出来なくなってしまう
自分自身の心の中を覗いたときに
そんな自分はいませんか?
違う言葉でいったら慎重ということかもしれませんし、
もしかしたら挑戦への恐れを
そうした慎重さでごまかしているのかもしれません

何にしても、「完璧主義で行動がとまる」というのは
これから起業しようという人間にとって致命的な事です。

多くの起業家は準備や情報収集に時間をかけすぎて
ブレーキ踏みながらアクセルをふかしている状態。
事故を避けたいという気持ちがそうさせるのだろうけど
そのような状態で行動しようとしても、
やはりスピードも出なければ、ハンドルも重い。
何か起これば回避できずに事故ってしまう

■どれだけ転んだのかというのが大切

一方、冒頭のAさんのように
ブレーキをかけていないタイプの起業家は、
失敗もたくさんするが経験値がだんぜん違ってくるんですね

完璧主義は失敗を、
行動主義は成功を見つめている
という言葉もありますが

成功するためには経験値を増やしていく必要があり、
経験値を増やすためにはどれだけ転んだのかというのが
とても大切になってくるのだ。

いくら攻略本で情報を集めても、
実際にゲームのコントラーラーを握って
失敗を繰り返さない限り、ステージクリアという結果は出ないのですよ。

どんな職業にもいえることですが
プロフェッショナルとして自信をつけるていくには
やるしかないんです。
行動するしかないの

■間を狙っていくゆるさが意外と大切

完璧主義はダメと行って
何にも考えずに動けと行っているわけではないんです

たとえば
「起業する=会社を辞める
でなければ起業など考えるな」
みたいな極端な思考じゃなくて

もっと間を狙って、会社にいながら副業初めて
いい感じになったから起業してやってみようみたいな
ゆるさが意外と求められるんです

ゼロか100 というのは
どちらかというと完璧思考的ですもんね

ビジネスを最初やりはじめる時って
この完璧思考ってとてもはまりやすい時期で
実際、何をどのくらいやったらOKとうう基準すらないから
ついつい怖くなって完璧を求めてしまう。

でも完璧思考でいると
全然稼げないということにまあなるんです。

自分が実績がないと
お客様からお金を取れないみたいな思い込みとかあって
最初の頃はもうこれにはまってて
でも最初のお客様からお金もらわないと実績なども作れるわけないんですね

行動しなければ実績など作れるはずないんですよ。
当たり前だけど

だけど、
自分には実績がないからビジネスしちゃいけないっていうのじゃなくて

たとえ実績はなくても、
お客様が良くなればお金がもらえる

それをしっかりと分かっていてくださいね

ビジネスはお客様を変化させること
価値を渡すことです

もちろん、販売の時は
実績があった方が信用されやすいし
売りやすいというのは事実ですが

けっして実績がないからといって売れないわけではないし
経験値という意味ならサービスと関係もありますが
回数というだけの実績ならビジネスの本質とは何ら関係はないんですね。

この辺をモヤって考えているだけだと
完璧主義にハマリやすくなりますし
その結果、行動できくなって失敗するんですよ

■不完全でもリリース、走りながら修正

『いくら自分に完璧を求めても、
 完璧な人間なんてどこにもいない。
 結局、自分や他人の失敗から学んでいくしかない』
これは史上最高のF1ドライバー、アイルトン・セナさんの言葉です。
励まされます。

『完璧を目指すより、まずは終わらせろ』
は、Facebook(現Meta)創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏の言葉
Twitter上で拡散され話題になりましたね。
スピードが生命線のIT業界の経営者らしい言葉です。
確かにパソコンのOSもスマホのアプリなども、
必ずといっていいほど完全ではない状態でまずはリリースして、
ユーザーの反応を見ながら修正しアップデートを重ねていくという
やり方で世の中に浸透していきます。

もし、すべての項目が100%になるまでリリースしないという発想であれば
自分たちの画期的なアイデアはあっというまに先を越され
ビジネス的に成功することなどほぼあり得ないと思われます

不完全でもリリース、走りながら修正
世界的な大企業であってもいきなり完璧を世に出すことなど不可能なのですから
我々にできるわけないんだと理解しておくべきです。

■心配していても始まらない

とはいえども
もし失敗したらどうしようと
不安で頭がいっぱいになってしまうことは誰にでもあることです。

「失敗」することに対して不安を感じる気持ちはよくわかります。
でも、まだ起こってもいない未来に関して考えすぎてしまうと、
行動開始時点ですでに、まったく余裕が状態となってしまい
ますます失敗する確率が上がってしまうなんてことになります

ペンシルバニア大学の研究では
心配事の79%は実際には起こらず、
16%の出来事は事前に準備を起こしていれば対応可能であると
論文を発表しています

つまり、心配事が現実におこる確率はわずか5%なんですね
しかもこの5%というのは、地震などが自分ではコントロールできないことで
起こるのだと言われています。

つまり、「心配していても始まらない」です。

もちろんある程度の自体に備えて準備するのは
大切なことですが、

過剰に心配しすぎて時間をかけすぎるよりも、
最低限の準備でスタートし、修正しながら精度を上げていく
そうしたアップデート方も考えてみてもいいと思います

■すべてを学ぶこと、すべてを知ることは無理なんです

自分の何か生み出したものの価値で
お金をもらえるってことを経験すると
本当に世界が変わりますよね

本当にビジネスってこうやって稼げるんだってその感覚を持つことで
自分の中のステージが一個あがって
当たり前の基準が上がって稼げるようになっていくんですね

「完璧に実績作ってから始めるんだ」を
やらない理由で言っていたひとがいますが
そもそもこの文章の矛盾に気がつかなきゃいけません

始めなければ実績はつくれません。

なにもかも全部学んでからやらなきゃいけないって言ったら
ヨーダのようになっち900歳まで経験を積むのは
いくらLIFE SHIFTでいう100年生きる時代であっても無理ですからね

例えば何かを誰かに教えるというセミナーなどのビジネスなら
お客様より少し先を行っていて、それを教えられるのであれば
それは間違いなく価値であって、お金に変わるんですね
知識差は間違いなく価値であり、商品になり得るわけです

自分ダメだなっていいはじめたらキリがなく
完璧じゃないから自分ダメだなって考えてしまいますが

意外とそう考えているの自分だけで
お客様の方は「価値」を感じてくれているものです。

けっしてその業界のすべてを暗記してからでないと
何も教えられないということはないわけです

■完璧主義というのは一種のエゴ

とにかく行動して
何度もまた失敗を恐れずにやるんです
そうすれば失敗の数だけ成功に近づいていきます

ぶっちゃけビジネスって
いかに失敗を早くするかが重要で
成功への早道なんですよ

耳が痛いかも知れないが、商品やサービスを売るうえでは
完璧でありたいという欲求は捨てなければならなりません
完璧主義というのは一種のエゴでなんです

いま、会社員で実績はなかったとしても
本当に相手のこと思って相手のために行動していれば
かならず経験値は上がっていきますし
次につながってくんですよね

失敗は怖いから何もしないっていうんじゃなくて
できることからやってきた
成功者の方のほとんどがそう言います
いまどんなに成功している人でも
最初は100%いろんな失敗してますから

というか
どんなに失敗しないように
頑張っても失敗しますから

そのときは最悪だと思う失敗も
1年後、2年後には
その経験のおかげで今の自分がいるなと思うようになるものです

実績というのは行動するからつくれるんです

完璧というのは存在しないと思っていた方がいいです
完璧を求めるよりまず
あなたが売りたいお客様を
どうしたら満足させられるかを考えればよいんです

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