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プロデュース思考で世の中を面白く

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これからの時代のブランディングを知らずして、儲けなど得られないですよ【セルフプロデュース】

投稿日:2020年8月9日 更新日:

連日、映画ネタになりますが
「007スカイフォール」はやっぱりかっこいい!!
 
何度見てもすごく楽しめます。 
 
特に「ゴールドフィンガー」に出てきたボンドカーの代名詞
アストンマーチンDB5が登場する瞬間に
お馴染みの「ジェームズ・ボンドのテーマ」が流れるシーンは
何度見ても「おおっ」と声が漏れてしまうくらい
気持ちが盛り上がってしまいます。
 
「ゴールドフィンガー」を見ていない人には
なんだかよくわからないと思いますが・・・。
 
「スカイフォール」で3作目となる
主演のダニエル・クレイグはすっかりボンドをものにしているし、
音楽の使い方も素晴らしい。
 
「ドクター・ノオ」から 数えて50周年の本作
アニバーサリーにふさわしい楽しめる作品に仕上がっていましたね。
 
特に最近の3作では、ファッションがカッコいいですね。
 
スーツはトムフォード&ブリオーニ、
靴はチャーチ、時計はオメガ(原作の小説ではロレックス)
着用品一式揃えると200万をこえるであろう
要は制作者側がメーカーとタイアップを組むので
ものすごくオシャレなものを身につけてます。
  
マネはなかなか出来ないですが
お手本としてはパーフェクト。
 
洗練された大人という
ジェームス・ボンド・ブランドを
男子は素直に学びましょう!と言いたいのですが、
 
女性のみなさんはどう思います?

この記事を書いている私は
私は広告業界でディレクター、プロデューサーとして30年
東京から沖縄のテレビやCMの映像業界の中で生きてきました
前の会社では取締役、今の会社でもクリエイティブでは唯一の執行役員として
会社の方向決めにも参加しながら
自らのクリエイティブで世の中を面白くしています

ブランディングとマーケティング

 さて、007に盛り上がって遅くなりましたが、

今日の本題。
 
「ブランディング」の話です
 
 
私が広告業界に入ったころは
ブランディングはマーケティングの中の
一部としてしか考えられていなかったと記憶しています。
  
ずっと、そんなイメージを持ってきたのですが
いつからか、ブランドはマーケティングの上位概念になったと
私は思っています。
 
 
世の中にはじめて「マーケティング」という言葉が登場したのは
1905年(明治38年)で、オハイオ州立大学のビジネスコースで
使われたそうです。
 
そして、日本に「マーケティング」という概念が
入ってきたのは60年代のこと。
この頃は、モノ不足で作ればなんでも売れた時代です。
 
それが、85年くらいまで続いた売り込めば売れる時代に入り。
マーケティングも販促を中心におこなわれていました。
 
私が広告業界に入ったた頃は
商品が氾濫するようになったために、
戦略的なマーケティングが求められるようになっていました。
 
有名なフィリップ・コトラー博士のマーケティング、
有効な需要創出のためには、
製品でなく、消費者を中心に据えないといけないという
考え方が主流となり、
 
「STP」=セグメンテーション、ターゲティング、
ポジショニング、がもてはやされるようになりました。
 
消費者志向のマーケティングが、
何よりも重要なことになったのですね。
 
 
そして、それに拍車をかけたのが、
ソーシャルメディアの登場。
 
この考え方以前は、
企業が自分たちの都合のいいように
消費者を囲い込むということをしてきましたので
企業にとってはマーケットのポジショニングと
シェア争いが欠かせなかった。
 
しかし、ソーシャルメディアや経済の破綻などの理由で
消費者は、自由にマーケットを変化させ
消費者同士でマーケティング・コミュニケーションをはじめました。
 
もはや、それ以前の理論が通用しなくなったんです
 
では何を基準にマーケティングをすればいいか?
 
すべての広告関係者が答えを求め
行き着いたのが、原点回帰。
 
マーケティングという理論で市場を見るようになってから
その一部でしかなかった消費者との関係構築、
 
つまりブランディングです。

絆の構築こそ安定の鍵

変幻自在で自由な消費者を追いかけるためには
「絆」という関係を築くことで、その心に中に
「大好き」という特別な感情をつくりだすことが
必須ということになったんです。
 
いかに、消費者に好きになってもらい
特別な感情を心の中で育ててもらえるのか?
これこそが、企業がいまやらなければならないこと

マーケティングより、ブランディング
消費者がどこへ行こうと、何を考えようと
一度、絆ができてしまえばその絆は簡単には崩れません。
 
ブランドは売り手のものではなく、買い手のもの。
という考え方が必要になります。
 
安定した収入を稼ぎ続けるためには
リピーターを作ることが重要です。
 
1回こっきりの販売を続けて行くには
つねに広告費を払いつづけ、新規顧客を
呼び込み続けなければならず、
 
利益は薄く、労力がかかるという状態から
抜け出せなくなってしまう
 
まさに、血を吐き続けながら続けるマラソン
 
この事実は、一般企業だけでなく
 
アフィリエイトでも、マッサージ店でも、
税理士でも、コンサルタントでも、
フリーエージェントでも、
 
消費者にお金をいただく職業はすべてあてはまります

消費者とのつながりがベース

商品を陳列するだけの大量販売から、
三河屋さん的な御用聞きの販売に
時代が変化してきていると思うのです
 
 
このブランド=消費者との絆をベースに
ふたたびマーケティングを考えると
 
以下の3つがキーワードとなると考えます。
 
●共創・・・消費者の参加
 
●共生・・・文化的課題の解決
 
●共感・・・精神的な価値
 
 
簡単に説明すると、
 
インターネットという武器を手に、
誰もが発言者になれる時代は「参加の時代」でもあります。
もはや消費者は受動的な存在としてではなく、
パートナーとして見なければならないという考え方が
「共創・消費者の参加」の発想。
消費者が意識する、しないにかかわらず
「参加」していることがミソです
 

「共生・文化的課題の解決」については
グローバリゼーションの進展は、
結果的には、良いことばかりではなく、
貧困や不公正を拡大させ、
自然や地域の伝統文化の破壊などを生み出しました。
 
これらは人々を不安にさせる要素。
 
それに対して、世界をより良い場所に変えていこうと
努力する企業があれば、消費者はその企業のことを
積極的に支持するようになっているのです。
 
 
ボルヴィックがおこなった、有名な
「お買い求め1Lごとに、アフリカ地域の人々に
清潔で安全な水10Lが供給できるよう、
売上の一部をユニセフへ寄付するキャンペーン」なども、
 
そこまで、大企業的でなくても
積極的に地域のために貢献することを
マーケティングに取り入れる企業が
多く現れてきています。
 
同じ時代、同じ場所で共に生きているという
発想なくして、消費者の支持を得ることが
難しくなっていく、そんな時代なのかもしれません。
 
 
最後に「共感・精神的な価値」ですが
これは、幸福や意味など、より精神的な価値を重視した
マーケティングの概念です
 
人々が自己実現欲求に生きる時代が訪れ、
クリエイティブな人や自己実現を求める人は、
金銭的価値よりも、精神的価値を追求するようになりました
 
これから企業は、どんな意味や価値を求めて
ビジネスをしているかを明らかにしていくことが要求され、
消費者の共感、シンパシーを得ていくことが求められるように
なったということ
  
仮に、アフィリエーターであっても
単に商品のオススメでは反応が得られないということを意味しています
 
そういう意味では古い広告屋より
稼いでいるアフィリエーターの方が
より科学的に広告というものを考えていると思います
 
時代に合った、時代を予測した
より良い暮らしの提案や考え方なくして
買い手の支持を得ていくのは難しいのですね

人間を中心にものを考える

広告業界に身を置いていると
 
「消費者マインドをつかむ」とか
「生活者のハートをどう捉えるのか」とか
 
という言葉をよく耳にします。
 
これまでのマーケティングは、
「マインド」と「ハート」のレベルで消費者に訴えることに
力を注いできたから。
 
ある意味で、「操作」してきたといっても良いでしょう。
 
実際、感情に訴えるまでは、表現の工夫で何とでもなります。
例えは悪いですが、詐欺師は感情に訴えることで
相手を操作しようとするものです。
 
 
ただ、ここに来て「スピリット(精神)」に働きかけるという
必要が出てきたんですね。
 
マインドとは思考や知性、ハートは感情や感覚と捉えるなら
スピリットは精神。魂や存在のレベルです。
 
人と会ったり話をしたりする時、
マインドやハートのレベルでは触れ合えるが、
スピリットのレベルになると
売り手が本気で追求するものは何か?
その「本気」が問われてくるのです。
 
追求するものが、意味や幸福でなく、
金銭や名誉ならば、人々の精神に触れていくことは
なかなか難しいでしょう。
 
そういう売り手は、ブランドが築けず、
価格でしか評価されなくなるから
薄利の安売り合戦で消耗しなければならなくなります。
 
 
相手を操作しようとするのではなく、
自分が本気で意味や幸福を追求すること。
 
その本気の姿勢が相手に感染し、
消費者を精神のレベルで動かすのですね。
 

つまりは、人間を中心にものを考えることが重要ということ。
 
人間を幸せにするためにビジネスがあるのであり、
儲けを増殖させるために人間が存在するのではないのです。 
 
目的と手段を混同してはダメです。

個人もブランドを意識しなければならない

 
あなたが望むか、望まないかは関係なく
「人間中心」と言わざるをえない時代を
あなたも私もは生きているのです。
 
マーケティングでは広告やPRは代理することができるが、
価値は代理ではつくれない。
 
価値はあなたの存在意義そのものだから。
 
その価値を、世の中に発信、構成することで
ブランドができあがる。
 
あなたにはブランドがありますか。
 
もし、うなずけなければ、
いますぐに作り始めなければだめです。
 
自分ブランドという思考をすることで
 
あなたの社会的なポジションが変わり、
あなたの仕事のスタイルが変わり、
あなたの年収が変わります。
 
いま、儲かっていないと感じているなら
ここが抜け落ちてないか?自問してみて下さい。
 
もし、作り方がわからない!どうしよう!と
思われる方がいらっしゃっても、心配いりませんよ。
 
難しく考えることはありません。
 
自分の才能に気づき、発信していくのです

借り物でも人から見られる自分を演出していく「押し出し」

現在まだ、自信のない、経験もない、成功体験もなにもない、
そんな人でもいまから始められる自分ブランドの作り方

自分をブランド化するということは
「今の自分」を乗り越えていくということです
 
斉藤一人さんの言葉で「押し出し」というものがありますが、それは
 
商売において儲かってなさそうな所からは誰も買いたくない
だから腕にロレックスでも付けて儲かっているフリをするのだと
 
なぜロレックスの腕時計か?
みんなが高いと言うことを知っているから
借り物でかまわないからそれを人から見えるように
身につけておくことで運気が高まっていくと
 
これ、まさにブランドづくりです
 
こういう書き方をすると
嘘をついてまで自分を大きく見せたくないという方が必ず出てきます

べつにかまいませんが
あなた自身がどうかは分かりませんが
多くの人は、売れているお店からモノは買いたいし
行列ができているお店の料理は食べてみたいのです
 
古い話ですがマクドナルドが日本に上陸したとき
1号店の前でハンバーガーを食べていたのは
サクラと呼ばれる雇われたお客さんです。
 
いってしまえば嘘の行列をお金をかけて作って
人を誘っていたのです。
もちろんいまだにこの手法は使われているのです

きれい事はそれでかまいませんが
ビジネスを行うのであれば自分ブランドくらい
作って見せなくてどうするのか?逆に聞きたいです。
 
レンタルでかまわないから
見た目から(つまり人から見た自分)
実際より上のステージの自分に見せていく
借り物のオーラでも自分と人をだませた瞬間に
本物のオーラに変わります
 
絶対に試してみて欲しいのです
これだけでも人生変わるます
 
いまは、服でもバッグでもレンタルサービスもあって
サブスクで安く申し込める

高級な服に袖を通すうちに
自分でもその気になってくるから不思議です
 
男性ならアイテムにこだわるといい
最先端のグッズをさりげなく使いこなすと
自分ができる人間だと信じられるようになってきます

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とにかく、できるところから
自分のブランド化、初めてみてください
このリターンははかりしれませんよ
素晴らしい世界が待ってるはずです

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