「田渕さんがプレゼンすると必ず企画が通るという噂があって
いったいどんな方だろうと思っていました」
広告業界の人が集まる飲み会の席で
偶然に隣り合わせた方に言われたことがあります
普段、まず飲み会いうものに参加しないということもあって
その方もはじめてお会いする同業他社の広告クリエーターさん
初対面の挨拶代わりのお世辞でも
冒頭の言葉のように言って頂いたことにビックリすると同時に
とても嬉しい気分にさせていただきました
セルフイメージもアップしますしね
もちろん私はプレゼンするのも仕事ですから
それなりにプレゼンには自分流のスタイルを持っていて
それなりのプロとしての自信もあります
ですが、いくら頑張ってプレゼンしても
ダメなときはダメで必ず企画を通せるわけではありません
ただ、その方とプレゼンに関してお話ししている中でひとつ
彼と私のプレゼン法に大きな違いがあると気がついたのですね
もし、その方が言って下さるように
私のプレゼンの勝率が他の方より多少でも良いのであれば
きっと、その部分なのかも知れないと・・・
改善された素敵な未来を描かせる話し方
彼はプレゼンに対して「いかにロジカルにクライアントを説得するか」という
ポイントが勝敗を決めると考えていたようですが
私は「このCMを作ったら、どんなに幸せになるか」を
とにかく共感レベルで分かってもらうかを一番に考えています
そして「このCM、つくりたい!」と感じていただいた上で
ロジックも付け加えさせて頂く
広報の担当者といえ、紙に書かれた企画から
できあがりのCMを100%想像することは不可能です
その分からないものを選んでもらうために
ロジックで説明するのもひとつの方法でしょうが
私は、それがどれだけ素敵なCMになるかを
お芝居のように演じることにしています
女性のパートは女性になりきり、子供のパートは子供で
ナレーションのトーンはこんな感じ・・・と
ひとりで何役も演じながら、まずはCMの完成形を想像してもらう
そしてハッピーなイメージを描いて頂いたところで
こんなCMが世の中に流れたら
見ている人達はきっとこんな風に感じてるはずと
理屈ではなく、セリフなどで感情のお話しをさせて頂きます
担当者の方に「いいな」と感じてもらうため
誠心誠意、お芝居をするのです
ただ、その方がいくら「面白い」と感じて下さっても
企業の中で「面白いから決めました」では通しきれない
ですから、用意していたロジックを
「社内でご説明されるときはこうお話し下さい」という意味でそっとお渡しする
これが田渕流のプレゼン法
企業の悩みが改善され、担当の方も社内で評判になる
そんな素敵な未来を一緒に描いていく
それが最強のプレゼン術だと思うんです
この話をお話ししたところ
隣に座られていたその方も
「うわあ、目から鱗です!
そういう考え方はしたことがなかったです
ありがとうございます」と
大変感激して下さっていました
この方とは、仕事においては
むしろライバルとなる関係ではありますが
クリエイター同士がこうして企画術、プレゼン術の話を交換し合うのは
とても素晴らしい事だと思います
良い形で競い合い、高め合って
お互いを活性化していけたらいいですよね
そういう意味ではこれからも
CMに関する事に限らず、すべてに関して
私の考え方、手法、方法論など
バンバンはき出していきたいと思っていますので
良いものがあれば、ぜひ活用して下さいね
人はみな日常的に自分という役を演じて生きている
さて、プレゼンで「演じる」というお話しをしてきましたが
この「演じる」という行為、映画、演劇的に捉えると
何かちょっと特別な環境の中で行う行為のように感じますが
「人はみな日常的に自分という役を演じて生きている」
私はよく、そんな風に感じることがあります
いままで生きてきた人生において
与えられてきた役、役割を無意識に演じている
別の言い方をすればセルフイメージ
セルフイメージは私達の存在の核となり
自分自身に関することすべてを決めています
本来、人間はどの瞬間からでも
自分の望むような形、どんな人物にでも変化できるはずです
なのに「自分はこうあるべき」「こうでなくてはならない」と
意識的に、または無意識のうちに感じてしまうのは
「そういう役を与えられている」
「それが自分である」
とあなた自身で信じ込んでいるからではないでしょうか
もし、あなたが今のままでなく
より良い自分になりたい、人生で成功をおさめたいと
心から望んでいるなら
普段の暮らしの中、人生においても
この「演じる」「演出する」「ストーリーを描く」という
感覚はとても重要になると思うのです
人は誰でも人生という名の舞台で演じる俳優です
そして同時に、脚本家であり、監督でもあります
人生はつねに選択の連続です
何も変わり映えのない今日であっても
それはあなた自身の「いつもと同じ」という選択の結果です
試しに「会社を辞める」という選択を選んだ瞬間に
毎日のルーチンワークは、まったく違うものへと変化します
選択ひとつで、人生はいかようにも変化させられるのです
人生において欲しいものを欲しいと宣言する
私が20代の頃から生業としてきたのは映像監督業です
映画において監督の仕事は
あらゆる可能性の中から、ひとつのビジョンに向けて
選択し、絞り込んでいくこと
これが欲しいと宣言することです
幾通りのセリフの読み方、カメラの構図の中から
映画の成功のためにひとつを選択し、決断する勇気が
監督の資質だと私は考えます
成功に大切な事は、“絞る”こと
ビジネスにおいては「仕事の範囲を絞り込んでいき
その分野に他の誰よりも多くの資源を投入する事」が
ビジネスを成功させるポイントです
でも、多くの方は、それが「できるから」という理由で
いろんな事に手を出してしまいます
個人の場合も同じで
勉強し行動するための時間もお金も有限なのですから
絞り込むことで成果がより得られるようになります
よく「アイデアを広げる」と考えている方もいらっしゃいますが
アイデアは広げるものではなく、絞り込んでいくものです
発想の時点では、広く考え初めても
それをギュッと絞って絞って絞って・・・
そこから、最後にポタリと垂れる一滴
それが光り輝くアイデアとなるのです
あなたのビジネスが、特に成功する前のスタートしたばかりであるなら
時間、お金、人といった資源はまず限られたものであると思います
そんな中で成功するためには
どこで勝つのか?勝負する分野や範囲を
絞りこむ必要があるのです
できる限り小さく絞ったその分野に
持てる資源を誰よりも多く投入していくのです
その結果、その分野を大きく成長させることができる
これは個人のスキルにおいても同じです
絞ることのできない人はマルチに才能を伸ばそうと考える
しかし、全ての分野をそこそこ上げても
あなたのブランドを輝かせることにはなりません
他はすべて切り捨て、ひとつの分野にずば抜けて特化するからこそ
あなたのスキルを求める人が現れ、ブランドが築かれるのです
人生を演出する
それは、自分が最も価値を感じるものを
絞り込むための選択を決断することです
はったりでも自信を持って演じきる
そして俳優は、自信と情熱を持って役を演じきります
医者の役なら医者に、刑事の役なら刑事に
政治家であろうが、宇宙人であろうが
その役に「自信」を感じさせなければ
観客を引き込むことはできません
役者の持つ「自信」が、ただの劇団員を
世界を動かす政治家に見せたり
世界的な名医だと観客に信じ込ませたりするのです
人生をより良く変化させるにあたって
多くの方が「自信が持てない」と感じます
やった事が無いから
上手くいった経験が無いから
自信を持てないと考えてしまいます
新しいことをやろうとする時
あなたが今までの自分ではない
より良い自分になろうとするとき
やったことも、上手くいった経験もないのが当たり前
それを、はったりでも自信を持って演じきるのです
刑事役を演じるのに、刑事の経験を積むことは不可能です
もちろん役作りにおいては、最低限の勉強は必要ですが
最終的には何の根拠も無い自信が
役を演じる力のベースとなります
人生で何か物事に取り組む時、
同じスキル、同じ知識であるならば
「絶対できる」と自信を持って取り組むのと
「自分には無理だ」と自信なく取り組むのとでは
どちらが結果を出せるでしょうか?
仮に根拠がなくても、「絶対にできる」「絶対にやる」と
自分を信じ、自信を持って取り組む方が
実力以上の結果を導くのではないですか
“自信”という状態で行動する人は、
大きな成果を出し、大きな収入を手に入れる事になるのです
成功者の、なりたい自分の役を完璧に演じ
自分自身に信じ込ませるのです
成功以前、目標実現以前であっても
情熱を注いで「役作り」をする
つまり、しっかりとの準備、努力、シミュレーションをする事で
一瞬で「自信」を作り出す事ができるようになります
あなたが目指すことに
情熱を持って全力で取り組んでいくことで
周りの人を引き込む「自信」というオーラが
あなたを包むようになるのです
さらに、あなたは
あなたの人生のストーリーをつくる脚本家であると
意識しなければなりません
どんなに優れた演出家も、素晴らしい俳優も
優れた脚本がなければ
なにを実現したらいいかわかりません
あなたは人生のストーリーを持っているでしょうか?
いままで歩んできた過去を
ストーリー化することで
魅力的なプロフィール、実績をつくっていますか?
あなたが目指す理想をストーリーとして
魅力的に人に話すことはできますか?
あなたは自分が歩むべき
サクセスストーリーをイメージできていますか?
人や資金を引き寄せるストーリーを語ろう
いつの世にも選ばれる商品があり、
それらの商品は優れたストーリーを購入者に描かせます
それを所有することでモテるというストーリー
それを選ぶことで地球環境に貢献しているというストーリー
それを学ぶことで賢くなれ尊敬されるというストーリー
たとえそれを約束していないにしても
そのストーリーに魅力を感じ、人はそれを購入します
語れるストーリーが良ければ良いほどに
価格が高くても売れるのです
あなたの商品を買うことで、あなたと関係を持つことで
どんなストーリーを人に描かせるかを考えてみるのです
また、企業が誰のために何を提供し
社会にどのように貢献するかをストーリーとして
描き出すことで、お客様が集まり、良い人材も、投資資金も
集まって来る
あなたが思い描く未来のストーリーは
人を資金を引き寄せるものでしょうか?
人、資金が集まるのだから
良いストーリーを語れる人の方が成功する確立が高まります
未来のストーリーを描くためには
望む未来を具体的にイメージしなければなりません
あなたが望む理想に向かって
順番にストーリーを紡ぎ上げていくのです
明確なストーリーは、役者を行動の指針を与え
監督の明確な判断基準を支えます
あなたが描いた
あなた自身の人生のストーリーを実現するために
あなたの中の監督の指示に従って
なりたい自分を情熱を注いで演じるのです
さあ、幕を開けましょう
自らにスポットライトを当て
行動を始めるのです
舞台ではハプニングもつきもの
ストーリー通りに行かないこともあります
アドリブが必要な時もあるでしょう
素晴らしいストーリーであればあるほど
一見、辛い出来事も起こります
ストーリーには試練が必要だからです
良いことだけしか起こらないドラマほど
退屈なものはありませんしね
優れたストーリーは大概
主人公の成長物語でなければならないのです
自身をもって演じきるために
自ら設定した役にふさわしい役づくりをするのです
アスリートのような肉体が必要なら
筋トレをしなければならないのは当たり前
知的な役であるならば、セリフにある専門用語の
意味を調べ、自分のものにしていく
役になりきるためのあらゆる努力を
惜しんでは優れた役者にはなれません
自分が望んだ役と一体化するまで
自分自身が役を本当と信じられるまで
役になりきってみて下さい
あなたが役を自分のものとしたとき
周りの人たち、世間は
あなたが演じる役を心から信じるようになります
自分の望む人生を演じることと
実際の役者の芝居とが大きく違うのは
舞台が終われば実際の役者は
日常の自分へと戻ることとなりますが
(とはいえ名優の中には一度つくった役から抜けるのに
けっこう苦労する方もいらっしゃいます)
人生の役は、人生という舞台を降りるまで
または自分で別の役を演じたくなるまで
役を演じたままでよいという点
なりたい自分のまま演じ続けて良いのです
今の役が気に入らないのであれば
演じたい役を自ら脚本として書き直し役柄を変えてく
それ以外にあなたに変化をもたらす方法はありません
あなたが心から望むハッピーエンドに向かって
セルフイメージを書き換えるのです
あなたには自らが書いた素晴らしいストーリーがあります
そのストーリーをしっかり読み込んだら
今この瞬間から、役作りをはじめましょう
自分の運命を決定するのは
与えられるチャンスではなく
自分自身が行う選択です
あなたはどんな自分になろうとしていますか?
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何故、ある人は簡単に成功して、【ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門】
P.180より
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保証は私のマーケティングおける重要な部分だ。
ダンはこれを”ガッツのあるマーケティング”と呼んでおり、
私は2つの点で彼が正しいことに気づいている。
1つ目はほとんどのビジネスオーナーは
自分が売るものを大胆に保証するだけの
ガッツはないということ、
2つ目はそれを行なうと
”とても儲かる”
ということだ。
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「もし返金が出て来たら、どうしよう・・・」
「保証をつけたら、
返金がたくさん出てくるんじゃないだろうか?」
「保証をつけたら、
悪用されるんじゃないだろうか?
保証をつけようと思ったとき、
誰もがこういう不安を感じます。
でも、不安というと、
初めて買うお客さんも不安を感じています。
たとえばあなたも、
初めてネットで商品を買おうと思ったとき、
不安になったことはありませんか?
本当に商品は届くのだろうか?
この会社は信頼できる会社だろうか?
本当にページでうたっている効果が出るのだろうか?
値段が高ければ高いほど、
なおさらですよね。
ネットで会社名を検索しても
そんなに参考になる情報が
たくさんあるわけではありませんよね。
お客さんが不安を感じれば、
商品を買う確率が下がってしまいますよね。
その時に保証があるかないかで
お客さんの感じる安心度が変わります。
例えば・・・
「この商品は〇〇円です。
ぜひお申し込みください」
というのと、
「この商品は〇〇円です。
そしてこの商品には返金保証期間があります。
この期間内にお問い合わせ頂ければ、
商品の料金は返金させて頂きます。
ぜひお申し込みください。」
どちらが申込みをしやすいでしょうか?
この保証をビジネスに取り入れて
業界でトップ1%の会社になった。
ビジネスが2倍に拡大した
という成果を出した人もいます。
でも、さっき話したように
「保証をつけると、
返金がたくさんくるんじゃないか」
と思うかもしれません。
ですが、保証を取り入れた人は
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確かに返金はあった。
でも、それを上回る売上が上がった。
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と言っています。
実際、これをつかった会社は
業界でトップ1%の会社になることができたそうです。
ダン・ケネディの著書
「ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」
では、こういった成功事例を集めた本があります。
小売店、税理士、飲食店、治療家、
歯科医、営業職、住宅ローン販売…などです。
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