子供の頃から、どうも集団競技というものが苦手でした。
学生の頃は、授業や遊びで野球やバレー、サッカーのような
チームスポーツをやろうと言われると腰が引けていて
得意な種目は100m走や水泳。
すべて個人で競う競技ばかりでした。
いまでこそ、撮影現場など同じ目的を持った仲間との仕事に
ストレスを感じる事はありませんし、
企画を考えたり、本を読んだりするときに
周りに人がいてもまったく気にならないくらい図太くなりましたが
それでも気がつくと「個人プレー」「個人練習」をしたいと
群れから離れている自分がいます。
そんな私の性格を100%肯定する訳ではありませんが、
努力をするとき、人はやはり「一人でやる」が効率が良い。
「個人」が絶対条件なんじゃないかと思うのです。
この話をしている私は広告業界、テレビ業界で30年
学生時代の夢を叶えディレクター、プロデューサーとして
けっこう自分の好きなようにテレビCMや番組を企画、制作させていただいています。
大学の講師、総務省のデジタル映像祭での講演など人前で語らせていただくこともたびたびあります。
そうした経験を通し分かったことをお伝えします。
心理学の社会的手抜き現象という用語
心理学には「社会的手抜き現象」という用語がありますが、
これは一人だけと、二人以上とで同じ事をした場合、
一人きりのほうが良い結果を出すというもの。
つまり二人以上で同じことをすると、手抜きをしてしまうのだ。
一流の野球選手も、
チームでの練習もしっかりやりますが
それ以上に重視しているのが個人練習。
決して、チームだけの練習で終わりではなく
むしろ一人の時間に、チーム練習以上の
自分なりの練習をやっている。
これが最低限の「努力」なんだと思うのです。
他人と同じことをやっても努力とはいえない
他人と同じことをやっているうちは、
それは「努力」とは呼びません。
他人よりも多くの努力するからこそ、
人よりも抜きん出ることができるのであって、
そこまでいってこそ初めて「努力」と呼べるのです。
会社員であれば、最低、朝九時から夕方五時までの
実働七時間を働きます。
「毎日7時間も働いて頑張っているんだぞ」は
言ってもかまいませんが、それで「努力している」と
言うとみんなに笑われてしまいます。
みんなも最低7時間以上働いているから。
成功者は人の見えないところで努力しています。
「個人練習」を欠かさないのです。
7時間働いて頑張ってると言う人は
たいがい同じように考えている人たちと群れて
お酒を飲みに行ったりします。
そして「こんなに頑張っているのに会社は分かっていない」と
文句を言うのです。
人と同じ程度の努力しかしていないなら、
得られる結果も、平凡なものになるに決まっています。
というか、みんながやっていることをやったからといって、
集団に付いていくことがせいぜい。
人から抜きん出て、成功をつかむ事など夢のまた夢なのです。
身近にいる努力しない人と比べて安心してはいけない
人は、ついつい自分がやっている行為を過大評価しがちです。
自分には甘くなってしまうのです。
しかし、他の人から見れば、その程度の頑張りは
努力のうちには入らない事の方が多いのです。
あなたが10時間も努力したと思っているときに
黙って15時間頑張っている人もいるのです。
あなたが、その努力を証明するには、
「人から抜きん出る」ほかはありません。
いまもし、それができていないのなら、
自ら「まだまだやれる」と考えなければなりません。
特に会社にお勤めされている方は注意が必要です。
いつの間にか身近にいる努力しない人と比べて
満足してしまう可能性が高いから。
そんな方はすでに世界が狭くなってしまっています。
週の休みもきっちり取って
年間の有給休暇もきちんと消化して
趣味だ、旅行だと遊びまわつて
あげく「いつか成功します」と言うのは、
いささか虫の良い話なのです。
成功したければ成功者グループに入るのが一番の近道と
よく言われますが、成功者のそばにいることで
成功した方の努力を基準に自分の足りなさに気づけるのです。
なりたい自分にふさわしい努力
あなたはきっと、
人より沢山の努力をされている方なのだと
私には分かっています。
勤勉で、努力家に違いないと思いますが、
それでも今一度
本当にそれが、なりたい自分にふさわしい努力と
呼べるかどうか、考えてみてはどうしょうか。
もしかしたら、それがあなたの
さらなる成長のきっかけになるかもしれませんよ。
ちなみに、
私も自分ではそれなりに努力しているつもりでいましたが、
それでも妻に言わせると「まだまだ」だそうです。
「えー、そうかな?」
「そうよ、だって、寝る時間あるもん」
夫を成長させてくれる良い妻です(笑)
人間性、内面の鍛錬は経験を通してというやり方もありますが
手っ取り早く内面を成長させたいのであれば
やはり昔から言い古されていることですが読書です
実際に活字を読む時間が取れる方ならいいですが
読書には聞く読書というやり方もあります
私がつかっているオーディブックサイトなら月額750円で聞き放題です。
しかも1ヶ月無料でお試し期間がありますからノーリスクで自分に合うか試せます。とにかく自己成長したかったら読書に勝る物なしですからまずはサイトへ
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自己成長の必読書、沢山ありますからぜひ覗いてみてください。
私自身、もう何年も車の中ではオーディブックを流しながら運転しています。
確実に読書量が増えますし、もしかしたら活字で読んでいたときよりも
ペースが速くなったかもしれません。
活字が苦手というひとでも確実に自己成長を促せますね